【古代文字】12月の一文字 | 古代文字で、心の源泉を耕す

古代文字で、心の源泉を耕す

文字の持つ力を心の奥から探ります



いよいよ12月。

…という書き出しのブログの方
たくさんいらっしゃるのでしょうね。

こんにちは。真左美です。

この時期になると街中クリスマス1色。

なにはなくとも、
心がウキウキしてしまいます。

クリスマスといえば…きよしこの夜
きよし…そう、以前「聖様」のお名前を
ご依頼でお詠みしたことがあります。

あ、すっかり
古代文字好きな人のブログ
になっておりますが、

お名前を古代文字に変換して
そこから使命をお詠みする…
ということも やっているのですよ…ワタクシ。
(詳細は下記へ)

どのようにお詠みするのか
と申しますと
お名前の漢字ができたころの
「意味」を知り そこからくる背景と、
文字が語る物語を
辞書的な意味の側面と、
リーディング的な側面から
紡いでいきます。

※自分ではリーディングしているとは
全く思っていないのですが、
お名前詠みをやっていると
パソコンのキーを、何も考えずに
打ってしまうんだよね…
と知り合いに申したところ

…それってリーディングって言うんだよ!

と言われたので…
ここではそう、表現します。

例えば、聖様の場合を一部抜粋すると…

☆☆……☆☆……☆☆……☆☆……☆☆……☆☆

『聖』の文字を古代文字から拝見すると、
まず『耳』と『呈』に分解できます。

呈は「口」と「壬」とを合わせた字で、
壬には「まっすぐ」という意味を含むことから、 呈は、「まっすぐに言う」ことを表します。

これに耳がついて
【声がまっすぐに耳にはいる】ことで
【道理に通ずる】という意味になります。

また、
【耳がまっすぐ通る→
ものわかりがよい、聡い】
とも解釈できます。

またまっすぐ耳に入る
という意味から
【神の声が聞こえる】
という役目を持ったかたが
【聖】の文字を与えられたとも言われています。

そこから後に
賢くて徳の優れたひとを
意味するようになりました。

とても神秘的な文字です。

もうひとつ…

『耳』+『呈』に分けて
解釈することから分かる意味と
…細かくパーツに分解してみる
解釈もあります。

そこで【聖】の文字を
「耳」、「口」、「王(壬)」 
の3つに分解すると
【聴く力、伝える力に富んだ存在である】
ということが分かります。

☆☆……☆☆……☆☆……☆☆……☆☆……

まずは漢字の側面から
このような感じでお詠みします。

これで全体の、
ほんの、ほんの一部です。

このあと、最近はお名前の
「読み」の響きを古代文字に置き換えて
こちらも「響きからの使命」を拝見します。

例えば

聖さん

きよしさん

「き」「よ」「し」
の3文字をそれぞれの
平仮名ができたころの
もとの文字(例えば平仮名の
「あ」は漢字の「安」が変体して
できた。

その「安」を古代文字の意味に
置き換えて解釈します)
で詠んでいきます。

あ。

長くなってしまったので、
音の詠みの方は
また明日……。

今日もお読みいただき、
ありがとうございました。

明日は朝から寒くなるそうですので
今晩からあたたかくお過ごしくださいね。

真左美