初めまして!マスターデュエルで11年ぶりに遊戯王をさわった古代米と申します
今回は現在の自分の愛用デッキ、【蟲惑魔】について話していこうと思います
1.なぜ【蟲惑魔】を選んだのか
A.可愛いから以上の理由は必要ないでしょ!
というのは半分冗談で、「デッキ自体が運用していて楽しいから」が理由の半分ですね。
似たような罠デッキだと【エルドリッチ】が環境TOPにいますが
以下の理由で使いたくなかったんですよね。
・メジャー故にミラーマッチ頻発や対策(ネクロコスモス等)される
・単純に「スキルドレイン」とかいうカードがしょうもなくて嫌い(主観)
・可愛くないしカッコよくない(主観)
こういうこと言ってるとただのクソ雑魚マイナー厨みたいに見えるんですけど
ちゃんと【蟲惑魔】は【エルドリッチ】にも勝てるし、とれる選択肢が広くて飽きないいいデッキだと思います。
登頂!!
— 古代米 (@kodaimaioishii) February 12, 2022
先月は鉄獣戦線で回し方カンニングしながらだったけど
今月は蟲惑魔で独学で回して到達できたから
同じplat1でも達成感が大分でかい。
今の上位帯ファンデッキ使い多くて楽しいですね。 pic.twitter.com/CUh4nDJDHM
2.【蟲惑魔】カード紹介
今回は蟲惑魔ちゃんたちを採用優先度順に紹介しつつ、
なぜ優先度が高い/低いのかを解説していこうと思います。
メインデッキ枠
メインデッキの蟲惑魔カードたちは皆レベル4のため、
リンク以外にもエクシーズ召喚も狙えます。
基本的にはセラをリンク召喚して、セラの効果を使って更に展開して
エクシーズ/リンク召喚で様々な場面に対応します。
トリオンの蟲惑魔
効果
召喚時:デッキから「落とし穴」系罠サーチ
特殊召喚時:相手フィールドの魔法罠を1枚破壊(強制効果)
常時:「落とし穴」系罠の効果を受けない
最も優先度が高く、最も扱いやすい蟲惑魔ですね。
トリオン1枚あれば最低限の展開は成立しますので、初手で一番握りたいカードです。
例:トリオン→底なしの落とし穴サーチ→セラLink召喚
特殊召喚時の魔法罠破壊が強力で、ターン1効果がないため
1ターンに2~3回トリオンを呼んで疑似的な羽根箒にできます
強制効果なため相手が魔法罠を伏せていなくとも起動し、
セラの展開につなげれるのが非常に便利ですね。
ランカの蟲惑魔
効果
召喚時:デッキから「蟲惑魔」サーチ
いつでも:自身の伏せ札を手札に戻し、手札から1枚魔法罠をセットしてもいい。
常時:「落とし穴」系罠の効果を受けない
トリオンは罠サーチでしたがこちらは蟲惑魔サーチ。
次のターン用の蟲惑魔を手札に置いといたり、
追加展開用のジーナを確保することができますね
いつでも使える伏せ札回収は、相手のサイクロン等の除去にチェーンすることで
罠を守ることができますし、
すごく簡単に起動できるためセラの展開にもつなげやすいです。
ティオの蟲惑魔
効果
召喚時:墓地から「蟲惑魔」を守備表示で特殊召喚
特殊召喚時:墓地から「落とし穴」系罠をセット(自分ターン終了時にセットしたカードは除外)
常時:「落とし穴」系罠の効果を受けない
墓地からカードを回収するので基本的には2ターン目以降に強いカードです。
蟲惑魔カードを蘇生した場合、ティオと合わせて2体並ぶことになるので
そのままエクシーズやリンク召喚で、強力な盤面に繋がるため重宝しますね。
落とし罠カードを回収した場合、結局使わず除外されてしまうこともよくあるのですが、
クラリアの再セット効果やランカの回収効果と組み合わせることで除外されずに済みます。
ジーナの蟲惑魔
効果
手札:セットしている魔法罠を1枚墓地に送ることで特殊召喚できる
墓地:魔法罠が無い場合このカードを除外して墓地から「落とし穴」系罠を1枚セットできる
常時:「落とし穴」系罠の効果を受けない
結構簡単な条件で特殊召喚できちゃいますが、コストの魔法罠1枚が結構イタいので
あまり無暗にこの効果は使わないほうがいいです。
すでに盤面にセラ+モンスター1体がいて、
あと1体いればLink2やエクシーズに繋がる...みたいなときが効果的ですね。
墓地から落とし穴を回収する効果は魔法罠を一掃されてしまったときの
リカバリーとしてたまに助けになります。
アトラの蟲惑魔
効果
常時1:手札から「落とし穴」系罠を発動できる
常時2:自身が発動した通常罠は無効化されない
常時3:「落とし穴」系罠の効果を受けない
結構すごい事書いてありますが活かすのが中々に難しいカードです。
神の宣告などのカウンター罠や、メルカバーのようなモンスター効果で
罠を止められることがなくなります。
しかし、このカードではセラの展開効果に繋がらないため採用優先度は低いです。
何気にATK1800は蟲惑魔の中では相当高く、罠で封殺しながら1800点で削っていくことも。
カズーラの蟲惑魔
効果
自分が「落とし穴」系罠を発動時、デッキから「蟲惑魔」1体を特殊召喚または手札に加えることができる。
常時:「落とし穴」系罠の効果を受けない
効果がめっちゃシンプルですが、発動条件が安定しないため中々難しいです。
基本的に落とし穴カードは発動条件が相手に依存しているので、
セラの展開にカズーラを使おうとすると相手次第になっちゃうんですよね...。
ちなみにDEFが2000と結構高いため裏守備で伏せると案外相手が自傷してくれたりします。
効果
このカードをリリースして発動できる。墓地、デッキから「落とし穴」系罠を1枚ずつセットする(同名1枚まで)
この効果でセットされた罠カードはフィールド上から離れた場合に除外される
常時:「落とし穴」系罠の効果を受けない
1枚から罠2枚になるカードですが、基本的に召喚権を使って出す蟲惑魔はリンクやエクシーズ素材にしたいので
この効果がありがたい時は少ないです。
「フィールド上から離れた場合に除外される」というのも中々問題があって、除外されてしまうと
今後ティオやジーナで回収できなくなってしまいますし、
ティオのコンボのようにランカで一旦手札に回収して再セットしようとすると
「フィールド上から離れた」ため手札に戻らずに除外されてしまいます。(1敗)
クラリアで再セットした場合は除外されずに済むらしいですが。
自分はまだこのカードを活かす方法を見つけられておりません...が、
蟲惑魔なだけでセラが出せるので手札事故対策に採用はしています。
エクストラデッキ枠
エクストラデッキの蟲惑魔たちの素晴らしいところは「罠の効果を受けない」ところ。召喚さえ通してしまえば
後から「スキルドレイン」や「無限泡影」を撃たれても効果は消えませんし、
「激流葬」や「強制脱出装置」、「バージェストマ・ディノミスクス」などの汎用除去は一切通用しません。
セラの蟲惑魔
召喚条件
リンクモンスター以外の「蟲惑魔」モンスター1体
効果
通常罠発動時:デッキから自分フィールド上に存在しない「蟲惑魔」カード1枚を特殊召喚できる
蟲惑魔の効果発動時:デッキから「落とし穴」系罠カード1枚をセットできる
常時:リンク召喚したこのカードは罠の効果を受けない
蟲惑魔の心臓といっていいカードです。このカードが場に存在し続ける限り相手とのリソース差で有利が広がり続けるでしょう。
弱点としてはATK800という貧弱なステータス。フレシアや各種罠を駆使してセラを守り、セラが罠や蟲惑魔を展開し続けるのが
蟲惑魔デッキの基本的な動き方です。
フレシアの蟲惑魔
召喚条件
レベル4モンスターx2体
効果
1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて、
発動条件を満たしている「落とし穴」系罠を1枚デッキから墓地へ送って発動する。
この効果はその罠カード発動時の効果と同じになる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
常時1:このカード以外の蟲惑魔は戦闘・効果では破壊されず、効果の対象にもならない
常時2:X素材を持ったこのカードは罠の効果を受けない
セラを守る鉄壁の盾。というか無限の穴。
デッキの中から落とし穴を発動するという便利効果と、他の蟲惑魔に強力な耐性を付与する効果が合わさり、
セラ+フレシアが盤面にいるだけで相手はできることが非常に少なくなるでしょう。
ステータスもDEF2500と堅牢で、打点が上がっていないエルドでは突破ができないのも魅力的です。
特に今の環境は手札誘発が非常に多く、相手がボンボンと増Gやうららを投げてきますが、
このカードの効果で「墓穴ホール」を墓地に送るだけで無効化しつつ2000点を削ることができます。
クラリアの蟲惑魔
召喚条件
昆虫族・植物族モンスターx2体
効果
①1ターンに1度、自分の「落とし穴」系罠を発動後に墓地に送らずにそのままセットしなおすことができる
②自分エンドフェイズ時に自分の墓地の「蟲惑魔」モンスターを守備表示で特殊召喚できる
常時:リンク召喚したこのカードは罠の効果を受けない
罠カードの場持ちがすごく良くなるカード。前述したティオやリセといったカードと相性が良い。
ターン終了時に墓地から回収する蟲惑魔はティオやトリオン、ランカあたりが多い。
地味に召喚条件が緩く、いざというときは増Gを召喚して素材にすることもあるだろう。
アロメルスの蟲惑魔
召喚条件
レベル4モンスターx2体以上
効果
①このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる
自分の墓地から昆虫・植物族のレベル4モンスターを1体特殊召喚する。
②自分のカードの効果で相手モンスターがフィールドから墓地または除外された場合、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
常時:X素材を持ったこのカードは罠の効果を受けない
打点要員+蘇生要員。特殊召喚されたトリオンやティオを素材にX召喚して、
①効果で墓地に送って蘇生することで特殊召喚時効果をおかわりできる。
ATK2200と一応蟲惑魔の中で最高の火力を持つためライフを削りにいくときに有用。
X素材のないこのカードを場に残す理由は特にないのでクラリアなどのリンク召喚につなげてターンを終えることが多い。
②効果は強力ではあるがこのカードをX素材が残ったまま
相手にターンを移すことがほとんどないため
この効果を使う場面は中々こない。・・・自分の使い方が悪いのかもしれない。
以上!
正直なところ採用する汎用エクストラデッキカードやら通常罠の話がしたかったんだけど
その前に蟲惑魔カード紹介するのが妥当だろうとおもって書き始めたら
思ったより書くのに時間と脳みそ使っちゃって今回はここまでとしました...。
自分にとっての蟲惑魔の先駆者様はこの方で、
参考になる動画や記事が非常に多かったので私のこんなブログみるより多分いいです......
次回は多分、デッキ紹介(今自分が使ってるの+蟲惑魔入門者向けの構築)を書けたらなって思います。
それでは。