はい、前回に引き続き新武器の使い方を考える回です

 

前回は全部ザックりと性能をみていくという感じで書いていましたが

結局重要なところ(仮想敵ごとの編成や従来の編成からの伸びなど)が欠けており

誰得になりつつあったので気になった武器だけ個別に考察しなおしてみようとなりました。

 

聖域の錫杖

奥義倍率:6.0倍

奥義効果:味方全体の弱体効果を1つ回復

スキル1:霧氷の渾身

     水属性キャラのHPが多いほど攻撃力が上昇(大)

スキル2:レゾナンス・スタッフ

     装備している「杖」の数が多いほど連撃確率上昇

さて、前回の記事では「レゾナンス・スタッフ」の効果量を「杖1本につきDA2/TA1と
紹介しましたが、検証が進み「杖1本につきDA1/TA1」である可能性が高いとのことで...

ぶっ壊れとか言いましたがそこまでではないかもしれませんねー。

ってことで再度編成例を作ってみます
 
微課金ヴァルナ編成
 
杉玉が1つしかない人...1本ゼノコキュ杖あたりにかえるといいと思います
杉玉が1つもない人...この軸諦めたほうがいいと思います
 
肝心の連撃率なんですが、
重複可能かは確認できてませんができると仮定させていただいて...
 
杖10本xDATA1%x3本=DA30TA30
これにオメガ連撃をのせてDA50TA50で通常連撃枠上限丁度になりますね。
 
エウロペ琴がないため奥義火力に不満が出たり、
フィンブルがないため最大HPが大きく損なわれていますので
高難度コンテンツ(主にルシH)では運用が厳しいのではと思います
 
しかし、従来のフィンブル編成からDATA30%を得られるのは非常に大きな利点ですので、
無~微課金ヴァルナにおいて大きな強化になると思われます。
奥義火力はフィンブルから伸びないので、主な仮想敵は
古戦場95/100hell、アルバハ/アーカーシャなどの中難度(?)連戦コンテンツ
になると思います。
 
この武器の競合相手としてずっと「フィンブル」を出していましたが、
HPが欲しいとき以外は確実に聖域の錫杖のほうが良い。ということが
分かり切ってしまったため、更に強い新たな競合相手を出します。
 
連撃部門「ミュルグレス」 攻刃Ⅲ/三手小
 三手小slv15の効果量は3.5%
 片面ヴァルナで7.7%、両面ヴァルナでは11.9%
 杖10本の聖域の錫杖が10%
 
単純な話でいえば、「片面なら錫杖、両面ならミュルグレス。」となりますが、
錫杖は渾身、ミュルは攻刃Ⅲと、連撃以外での役割が大きく異なります
ミュルグレスは剣であるため、両立させるのはあまり考えないほうがいいので
ミュルグレスを搭載する際の渾身枠はガリレオサイト>フィンブル>錫杖だと思います
ミュルグレス+ガリレオサイトが搭載できる重課金編成の話は大分エアプ話になりますが
編成例としては、

 
こんな感じでしょうか・・・?
 
片面ヴァルナでガリレオ2ミュル1+オメガ連撃でDA50/TA27.7
DAが少しだけ溢れましたがこんな感じですね。
攻刃量が非常に高いので安定して錫杖編成より高い火力が出せると思います
しかも、ヴァルナは最終が控えてるので更にリミ武器の恩恵が増え、
両面どころか片面でも錫杖の入る余地がなくなっていくと思います。
 
リミ武器ってやっぱつえーわって話ですね
 
渾身部門「ガリレオ・サイト」 渾身大/克己中

さっき↑で結論でたやんけ!ってお思いの方、はい。そうです。

でも一応連撃ではなく渾身にスポットをあてた比較をしてみようと思います
渾身大...聖域の錫杖と同じ(HP100で別枠15%、片面33%、両面51%)
克己中...二手中+技巧中
     二手中は効果量DA5% 片面11% 両面17%
     技巧中は効果量6.5% 片面14.3% 両面22.1%
 
連撃はDAだけならガリレオのが優秀ですがTAが伸びないので連撃目的なら錫杖でしょう
今回スポットを当てるのは錫杖と最大の差別点である「技巧中」。
これに注目するということはつまり確定クリティカル編成のお話ですので両面前提です
 
編成例

 
連撃...DA50/TA0
技巧...ガリレオ(22.1)x3本+フォリア弓(34)=100.3%
 
めっさ強い...
この編成のすさまじいところは攻刃、渾身ともに大量な上に
オメガなしDA率50%があるためどんなキャラ編成でも強いということ。
虚空杖とかいれましたが正直EX枠なんでもいいです
 
はい、渾身部門でも連撃部門でもぶっちゃけ流石にリミ武器は超えれません。
しかし、ここで紹介した編成はリミ武器5~7本前提の極端な重課金編成のお話。
2~3本程度の編成に錫杖を足してコスパがいい編成を組めないか考えてみましょう
 
杉玉2ガリレオ1編成(片面想定)

 
連撃率・・・DA47/TA36
 
一番↑でつくった編成に大分戻ってきちゃいましたね...。
 
フィンブル/聖域の錫杖/ガリレオサイト全てに共通して言えることが
『攻刃がない』ので3本目搭載したあたりで大体通常攻刃が不足しがちな編成になります。
高HPが維持できないと火力がガタ落ちするので、
ガリレオサイトではなくミュルグレスや杉玉3つ目を搭載するのもいいと思います。
ミュルグレスにした場合...DA43.7/TA43.7
杉玉3つ目にした場合...DA38/TA38
 
玉1は流石に前提ですが、他のリミ武器2本が玉/ミュル/ガリレオの3択からどう選んでも
結構な強さの編成になるので
ここらへんが妥協編成ライン(ヴァルナに移行する価値がでてくるライン)じゃないでしょうか?
 
まあ、ヴァルナは最終が控えているので加護の増え方次第ではリミ武器の価値が上がり、
相対的に加護の乗らない「レゾナンス・スタッフ」は価値が下がります。
なのでヴァルナにおける聖域の錫杖の立ち位置は
【フィンブルより高性能な繋ぎ武器】で落ち着くんじゃないかなと思います。
しかし、ヴァルナ最終でよりフィンブルから得られるHPがより大きくなるため、
錫杖作ったからフィンブルサボっていいや!とは絶対にならないと思います。
今回組んでみた編成全部HP不足でルシH即死しそうですし...
 
 
続きましてマグナ編成の話です
 
リミ武器0編成例

 
杖8なんで加護の乗らない渾身大+DATA8%としての枠ですね
 
この編成の面白いところは杖パ限定ではあるものの奥義上限が非常に高いというところ。
必殺x2、イクシードx3はやばいです。上限でるかは置いといて...
 
マグナ編成における聖域の錫杖ですが、
加護なし渾身大=別枠最大15%
なので、EX枠とかと比べ滅茶苦茶弱いです。
高HP前提な上に火力の伸びも悪いですが、この武器には連撃率があります。
 
マグナにおける連撃武器の競合相手は、「オールド・オベロン」しかおらず、
二手中slv10とかいう雑魚は流石に相手にならないためマグナ編成で唯一といっていい
優秀な連撃率武器と言っていいと思います。
(ちなみに二手中slv10は片面でDA7.7%。錫杖は8杖でDATA8。)
 
ただ、通常渾身大が正直1本目ですら頭抱える微妙さなので
2本目以降はどうしてもいれられません。オメガ合わせてDATA28%が限度ですね。
 
従来のマグナ編成が、
四天かオメガかカトルで連撃(奥義回転)率をあげ、ロペ琴で殴る。というものでしたが、
この編成にすることで四天やカトルを使わずにそこそこな回転率が出せます。
・・・が、どうしても劣るので可能なら水オメガ杖を持って奥義振っていきたいですね
奥義火力に不満がでるならロペ杖1本をロペ琴3本目に変更するといいでしょう。
従来より高回転高火力がでると思うのですが一つ大きな欠点を抱えます。
 
杖得意しか編成できないのです。
 
杖得意以外をいれようものなら、
テュロスワンド3本、オメガ杖、虚空杖の恩恵が消え、
武器枠5本で戦うような酷い状態になります。
なので、杖得意のみで編成を埋めきれる前提がなければこの編成は作る価値がありません。
PTに入る候補
リリィ・エウロペ・水着エウロペ・フォリア・アルタイル・水着カリオストロ
ドランク・マリウス・ハーゼリーラ・マリアテレサ
 
めっちゃ限定率が高いです。
サプでとれるのリリィ、アルタイル、マリウスだけなんでガチャに恵まれた人しか組めないです
ガチャに恵まれたけどヴァルナに移行しない人だけができる変人編成ってことになりました。
 
総評 ★★★★☆
無課金でとれる武器としては破格の性能。
無/微課金ヴァルナなら3本
マグナなら1本まで入れていいと思う。
ただ、リミ多め神石に入る余地はなさそうか。
ヴァルナ最終次第で評価が
下がることはあれど上がることはないので
最終実装後に改めて何本作るか決めよう。
 
追記 
「レゾナンス・スタッフ」は複数本重複不可だそうです。
今回紹介した編成のうち、実際に機能するのは「マグナ向け無課金編成のみと
なりました。
しかし、従来の無/微課金ヴァルナ編成のフィンブル2~3本の枠を
1本だけ聖域の錫杖に変更し連撃率を盛る。という使い方は充分に可能ですので
1本だけは確保しましょう。
 
次回、未定。(バハ連戦まだできてねえ・・・)