『日本酒が似合う人になりたい!』執筆者の古代米ダブルです。
 この度は当ブログにお越し頂きありがとうございます。
 
 まぁ何を改まった言い方をしているのかというと、今回挙げる"お酒"の名前に僕の名前があるからですね。
 
 山崎合資会社様の『一糀。』です。




 古代米ダブルというハンドルネーム自体は古代米味のジェラート(ダブル)におけるとある出来事から来ているのですがまぁそれはさておきまして……

 山崎合資会社様は愛知県西尾市の酒蔵で、通称"尊皇蔵元"。『尊皇』『奥』『焚火』『山崎醸』などの銘酒で知られている酒蔵です。
 『奥』は十年熟成を飲んだときの衝撃がなかなか大きくて、以降この蔵元は個人的に注目しているところがあります。
http://ameblo.jp/kodaimaidouble/entry-12247914209.html?frm_id=v.jpameblo&device_id=df971c2efb7d4f70aeccbda306634583





アルコール分/0.00%
原材料名/米こうじ(愛知県産米)、米(愛知県産)
精米歩合/米こうじ(70%)、米(玄米)
 
 
 掛米と麹米には愛知県の酒造好適米《夢吟香》を使っており、この蔵元では『山崎醸 夢吟香Dream』にも使われているもの。
 そこに加えて古代米もブレンド。なんでも元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)から拝受した古代米のを使用しているとか。
 元伊勢は天橋立近くにあり、その名の通り伊勢神宮の元になった場所です。日本最高といわれるパワースポットのひとつで、最古の家系図や八咫鏡の元となった鏡が眠っているという神社です。そんな場所から授かった古代米(弥生時代からの野生種の性質を残したお米)を使っているわけですから、悠久のロマンと神々の息吹を感じざるを得ない!
 
 
 飲んでみます。
 上立ち香は小豆のようで、含むと圧縮された米の旨味がやって来ます。ほのかに土っぽいニュアンスも。大納言のような甘味がメインで、タンニンにより少しばかりか収斂味もあります。飲んだときは華やかですが、くどさは無く、とても飲みやすいですね。





 織部に注いでみました。薄い小豆色のなかに、赤黒い粒がありますがこれが古代米ですかね。
 この米粒のプチプチした感触もいいですね。そこに古代米の磨り潰した大納言のようなシャリシャリとした食感がいいアクセントとなっています。まるで上質なお汁粉のよう。
 

 ん?この『一糀。』は甘酒だって?
 甘酒は日本酒(清酒)と兄弟のようなもので、酵母で醗酵させているかいないかの違いです。醗酵することでアルコール分を出しているのが日本酒です。
 栄養価も高く、点滴と近いことから「飲む点滴」とも言われており、江戸時代から夏バテ防止のため飲まれているとか。
 
 
 屁理屈を言うな。なら日本酒じゃないだろ。って?
 ……すみません。エイプリルフールなので調子に乗りました。
 
 
 でも、たまにはこうした記事も悪くはないかと思いましてね。今日のような日であろうが無かろうが。