プロフィール画像を変更致しました。
左向きのシーラカンス(沼津港深海水族館にて購入)は「左党」だの「肴」だのの意味を持たせておきながら、ライバー宣言していたり歴史好きを宣言するようなものだったり。
ですが、何より「義侠心」「守破離」の精神は大事にしていきたいなと思い、『澤屋まつもと守破離』のとなりに『義侠』(山忠本家酒造)を後ろに据えています。
今回ご紹介するお酒ですね。

文字に並々ならぬ気合いが伝わってきます。かっこいいっす。
明治の昔、米の凶作の影響で酒の価格が急騰したことがありました。蔵元は小売商との契約を守り、採算度外視で安値のままの酒を提供し続けました。小売商は「義理と任侠に厚い蔵だ」と感激し、『義侠』という名を贈られたとか。
エピソードもかっこいいですね。
ちなみにこのボトルは新聞紙にくるめてありまして


最初はこんな感じでした。新聞紙にくるめることで紫外線対策をしているからですかね。

ちなみにその新聞紙は中日新聞の東証1部。去年の1月6日だから、シャープが危ない時期ですよね。もう100円代ですし、これから間もなくして2部に落ちる寸前の様子を垣間見ることができます。
来年までにはなんとか持ち返して欲しいですよ。僕シャープ製のスマホですし。

アルコール分16度以上17度未満
精米歩合60%
兵庫県東条産特A地区山田錦100%使用
聞いた話では、山田錦を使うすべての銘柄は採算度外視で《東条産特A地区山田錦》という最高級米を惜しみ無く使っているのだとか。この地域はいわば日本酒版ヴォーヌ・ロマネであり、日本酒における最高のテロワールと言われています。前回の『澤屋まつもと』がその地域のお米を得ようと努力しようとしている汗水を流す熱さがありましたけど、『義侠』はそれをリスク承知で当たり前にせんとする義理と任侠で迎え撃っている感じ。
きっとこれなら味も侠気に満ちているはずだ……含みます。
さらりと入る飲み口から、含んだ瞬間に洋梨やマスカットのような香りが来ます。ですが全体的に米の旨味がたっぷりで、キレのある辛口です
旨味の伝達スピードが違います。ちなみに、このお酒は旨味の塊こと雄町と合わせて飲んでもなお、その深く早くキレのある味わいで「これは義侠だ!」(言葉通りの意味で)といわせるような存在感がります。只者ではありません。
下手したら愛知県じゃ一番かも。僕のなかでは『長珍』と対極的なところがあり、豊醇な旨味が『長珍』の持ち味だとするならば、この『義侠』は男酒。それも侠気に満ちた侠のなかの侠。
外連味たっぷりの要素で戦おうとする日本酒が多くなるなかで、米の旨味で勝負しようとする真っ向勝負のお酒。昭和の時代における『仮面ライダー』みたいな正統派ヒーローの如しです。かっこ良すぎます!
お酒を構築するどの要素を突っついても「かっこいい!」という言葉で解決できてしまうって何なの!
でもこれでもまだ『義侠』という銘酒の側面を見ただけに過ぎないことは分かっているんですよね。
お気に入りの銘酒になるかもしれません。あとは近くに特約店があればいいなぁ。
クリックよろしくお願いいたします

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左向きのシーラカンス(沼津港深海水族館にて購入)は「左党」だの「肴」だのの意味を持たせておきながら、ライバー宣言していたり歴史好きを宣言するようなものだったり。
ですが、何より「義侠心」「守破離」の精神は大事にしていきたいなと思い、『澤屋まつもと守破離』のとなりに『義侠』(山忠本家酒造)を後ろに据えています。
今回ご紹介するお酒ですね。

文字に並々ならぬ気合いが伝わってきます。かっこいいっす。
明治の昔、米の凶作の影響で酒の価格が急騰したことがありました。蔵元は小売商との契約を守り、採算度外視で安値のままの酒を提供し続けました。小売商は「義理と任侠に厚い蔵だ」と感激し、『義侠』という名を贈られたとか。
エピソードもかっこいいですね。
ちなみにこのボトルは新聞紙にくるめてありまして


最初はこんな感じでした。新聞紙にくるめることで紫外線対策をしているからですかね。

ちなみにその新聞紙は中日新聞の東証1部。去年の1月6日だから、シャープが危ない時期ですよね。もう100円代ですし、これから間もなくして2部に落ちる寸前の様子を垣間見ることができます。
来年までにはなんとか持ち返して欲しいですよ。僕シャープ製のスマホですし。

アルコール分16度以上17度未満
精米歩合60%
兵庫県東条産特A地区山田錦100%使用
聞いた話では、山田錦を使うすべての銘柄は採算度外視で《東条産特A地区山田錦》という最高級米を惜しみ無く使っているのだとか。この地域はいわば日本酒版ヴォーヌ・ロマネであり、日本酒における最高のテロワールと言われています。前回の『澤屋まつもと』がその地域のお米を得ようと努力しようとしている汗水を流す熱さがありましたけど、『義侠』はそれをリスク承知で当たり前にせんとする義理と任侠で迎え撃っている感じ。
きっとこれなら味も侠気に満ちているはずだ……含みます。
さらりと入る飲み口から、含んだ瞬間に洋梨やマスカットのような香りが来ます。ですが全体的に米の旨味がたっぷりで、キレのある辛口です
旨味の伝達スピードが違います。ちなみに、このお酒は旨味の塊こと雄町と合わせて飲んでもなお、その深く早くキレのある味わいで「これは義侠だ!」(言葉通りの意味で)といわせるような存在感がります。只者ではありません。
下手したら愛知県じゃ一番かも。僕のなかでは『長珍』と対極的なところがあり、豊醇な旨味が『長珍』の持ち味だとするならば、この『義侠』は男酒。それも侠気に満ちた侠のなかの侠。
外連味たっぷりの要素で戦おうとする日本酒が多くなるなかで、米の旨味で勝負しようとする真っ向勝負のお酒。昭和の時代における『仮面ライダー』みたいな正統派ヒーローの如しです。かっこ良すぎます!
お酒を構築するどの要素を突っついても「かっこいい!」という言葉で解決できてしまうって何なの!
でもこれでもまだ『義侠』という銘酒の側面を見ただけに過ぎないことは分かっているんですよね。
お気に入りの銘酒になるかもしれません。あとは近くに特約店があればいいなぁ。
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