本日より僕は愛知県岡崎市に住むことになりました。
これからは三河や尾張など東海のお酒を色々紹介できたらなと思っています。
この記事で紹介するのはちょっと前にお酒の席に誘われたため持ってきた一本です。
『鳳凰美田 Black Phoenix』(小林酒造)です。


つよそう。ガチでつよそう(小並感)
以前書いた『鳳凰美田』の記事はこちらですね
「【栃木】小林酒造『鳳凰美田 純米吟醸酒 無濾過本生』」
http://ameblo.jp/kodaimaidouble/entry-12226463102.html
しかし、『鳳凰美田』のラベルを見るたび、なんでこんな他を圧倒する何かを感じるんだろ……
今回のこの『ブラックフェニックス』は酒造好適米の愛山を55%精米したもの。
僕は愛山の日本酒は始めてかもしれません。多分『十四代』の愛山を飲んだことがあるかもしれませんけど……
栽培の難しい品種らしく、だから高価になりやすいとか。
そして酒の席。このお酒を注いでいざ乾杯(^^)/\(^^)
としようとしたら、注いだグラスから蠱惑的でクラクラするような馨りがぁぁぁ……(悶絶)
ほぼイキかけました(某メジャーリーガー風に)
馨りに騙されるな。馨りではなく味わいが大事だ、という気持ちで飲んでみました。
むむ……今まで味わったことのない味わい!
芳醇系で南国の果実のような香り。パイナップルやマンゴーにも似たトロピカル感。柑橘やら何やらのフルーツを凝縮させた複雑味を感じます。
舌触りの素晴しさも際立ってます。以前と同じく鳳凰の羽のようなイメージです。
この作品を飲んだ方からは「ワインだったらミュスカデ系のワインに近いかも」という感想を頂きましたが、なるほどなぁ。
ミュスカデワイン、あるいはロワール(詳しく言うならプイィ・フュメ辺り)のソーヴィニヨン・ブランのワインにも近いのかもしれません。
なお、合わせたのは

こちらのタコ、マグロ赤身、サーモンのお刺身も良かったのですが。

野菜とポン酢が至高のマリアージュでした!
トマトやレタス、ブロッコリーといった野菜の自然な甘味を引き立ててくれたのです。

なおポン酢ですが、『九州の旬 博多廊』という博多で有名なお店が商品化させたというプレミアムな塩ポン酢です。水炊きが一番みたいですが、どんな料理も引き立てる調味料ですね。
結果、僕はサラダばかり食べててベジタリアン状態になってたのは言うまでもありませんww
野菜と日本酒という組み合わせも研究したほうがいいのかも……
そういえば、ヤシの木の代表のひとつとしてフェニックスってのがあるんだよなぁ。
それはさておいても、この日本酒はなんとも南洋幻想的と言いますか……
『南洋幻想―Wikipedia』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B4%8B%E5%B9%BB%E6%83%B3
(「Wikipedia」より)
島崎藤村は、民俗学者の柳田國男から聞いた浜に流れ着いたヤシの実の話を題材に『椰子の実』という代表作を世に出しました。はるかな南国への憧憬もさることながら望郷の念に訴えかけるものがあり、転勤族となってこの詩の良さが分かったのかもしれません。
柳田國男が唱えた通り、南島は我々の故郷なんですかね。だからこそ、こうしたトロピカルな味にノスタルジックな気持ちを抱くのかもしれません。それに今の季節は寒いから、南国に夢を見るのかもしれません。
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この記事で紹介するのはちょっと前にお酒の席に誘われたため持ってきた一本です。
『鳳凰美田 Black Phoenix』(小林酒造)です。


つよそう。ガチでつよそう(小並感)
以前書いた『鳳凰美田』の記事はこちらですね
「【栃木】小林酒造『鳳凰美田 純米吟醸酒 無濾過本生』」
http://ameblo.jp/kodaimaidouble/entry-12226463102.html
しかし、『鳳凰美田』のラベルを見るたび、なんでこんな他を圧倒する何かを感じるんだろ……
今回のこの『ブラックフェニックス』は酒造好適米の愛山を55%精米したもの。
僕は愛山の日本酒は始めてかもしれません。多分『十四代』の愛山を飲んだことがあるかもしれませんけど……
栽培の難しい品種らしく、だから高価になりやすいとか。
そして酒の席。このお酒を注いでいざ乾杯(^^)/\(^^)
としようとしたら、注いだグラスから蠱惑的でクラクラするような馨りがぁぁぁ……(悶絶)
ほぼイキかけました(某メジャーリーガー風に)
馨りに騙されるな。馨りではなく味わいが大事だ、という気持ちで飲んでみました。
むむ……今まで味わったことのない味わい!
芳醇系で南国の果実のような香り。パイナップルやマンゴーにも似たトロピカル感。柑橘やら何やらのフルーツを凝縮させた複雑味を感じます。
舌触りの素晴しさも際立ってます。以前と同じく鳳凰の羽のようなイメージです。
この作品を飲んだ方からは「ワインだったらミュスカデ系のワインに近いかも」という感想を頂きましたが、なるほどなぁ。
ミュスカデワイン、あるいはロワール(詳しく言うならプイィ・フュメ辺り)のソーヴィニヨン・ブランのワインにも近いのかもしれません。
なお、合わせたのは

こちらのタコ、マグロ赤身、サーモンのお刺身も良かったのですが。

野菜とポン酢が至高のマリアージュでした!
トマトやレタス、ブロッコリーといった野菜の自然な甘味を引き立ててくれたのです。

なおポン酢ですが、『九州の旬 博多廊』という博多で有名なお店が商品化させたというプレミアムな塩ポン酢です。水炊きが一番みたいですが、どんな料理も引き立てる調味料ですね。
結果、僕はサラダばかり食べててベジタリアン状態になってたのは言うまでもありませんww
野菜と日本酒という組み合わせも研究したほうがいいのかも……
そういえば、ヤシの木の代表のひとつとしてフェニックスってのがあるんだよなぁ。
それはさておいても、この日本酒はなんとも南洋幻想的と言いますか……
『南洋幻想―Wikipedia』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B4%8B%E5%B9%BB%E6%83%B3
(「Wikipedia」より)
島崎藤村は、民俗学者の柳田國男から聞いた浜に流れ着いたヤシの実の話を題材に『椰子の実』という代表作を世に出しました。はるかな南国への憧憬もさることながら望郷の念に訴えかけるものがあり、転勤族となってこの詩の良さが分かったのかもしれません。
柳田國男が唱えた通り、南島は我々の故郷なんですかね。だからこそ、こうしたトロピカルな味にノスタルジックな気持ちを抱くのかもしれません。それに今の季節は寒いから、南国に夢を見るのかもしれません。
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