🐱ヘビくん。
今日は真面目なこと。
ここ数年、承認欲求が強い人が増えたと思う。
年齢層も幅広い。物質中心的だったり、成果主義だったりする人に多い。
そういう人は常に劣等感を感じてるから、
承認欲求が満たされていない。
おそらく、認められたい人（親とか）に認められてこなかった子どもの頃の経験等によって
自己肯定感が低くなってしまったままなのだと思う。
今だとメンヘラとかになるのかな。
子どものうちなら褒めて欲しいのはわかるけど、
大人になったらもう自分で自分のことを認めて
承認欲求を通じて
他人に精神的に依存しないことがスジだと思う。
承認欲求って、要は○○したり□□できた自分は優秀ですごい、
偉いと他人や世間から賞賛してほしいことでしょう。
それは小我であって、大我では無い。
物質的価値観。
わかりやすい例を挙げれば、
勉強できる人が偉くてすごいの？
じゃあ、勉強できない人は？
運動できる人が偉くてすごいの？
じゃあ、運動できない人は？
たくさん本を読んでいる人が偉くてすごいの？
じゃあ、文字が読みづらくて本を読めない人は？
こういうのおかしいでしょ。
能力があることって遺伝だったり、インスピレーションだったり
与えられたものでしょう。そうしたら、自分はそういうものを受信している存在で
自分の力じゃないんだから謙虚にならざるおえないと思う。
だから、その人の人格と与えられたものはほとんどリンクしない。
常に「動機」が大我か小我か。
他人に認められなくても、大事な人1人でもわかってくれる人がいれば十分。
誰かにわかってもらいたいって依存だ。
正直、研究や教育の分野にいたら批判指導がメインだから褒められることはほぼない。
だから、自分のことは自分で認めて誉めるしかない。承認欲求に頼っていたら
やっていけない。
誰かにどう思われると関係ない。大事なのは自分の生き様だ。
その生き様が自分の表現になる。
世の中に色んな立場の人がいることを想像すれば、独りよがりの発想にはなれないはず。
そもそも、今の世の中のヤバさ（日本の土地がどんどん買われているとか、
食糧危機に向かっていることとか）を現実的に把握したら承認欲求にとらわれている場合
じゃ無いって思うでしょう。
いつまでも過去の自分にとらわれちゃダメだ。
自分のトラウマを言葉に何回も出せば出すほど、記憶に刷り込まれてどんどんダメになっちゃう。
自分の心の弱さがあるから、頑固が生じて、トラウマのせいにする。
まずは自分の心の弱さを受け止めて、乗り越えないと。
本当は物質的向上じゃなくて、困難を乗り越えようとする心の成長が大事。
どんな理由であれ、自分がダメとか差別されているなんて言っちゃダメだよ。
だから、自分を卑下して追い込めば追い込むほど、誰かを傷つけるほど追い込むことになる。
劣等感が強くなるほど、成果主義にとらわれて、誰かに「〜ねばらなない(
must)」と精神を追い込むようなことを相手に押し付ける。
エリートに多いけど、これって一番やっちゃダメなNGなこと。
特に教育において。昔は、とにかく厳しく指導したり
膨大な量をこなす事を求めたり（例えばたくさん何回も漢字を書けとか）
することが良い教育だとされていた。でもこれは大きな勘違いで、
ちゃんと応用行動分析学など最新の心理学を勉強して実践すれば
理にかなっていない事がわかる。むしろ相手の心を追い込んで逆効果になることが多い。
ありがちなのは自分がそういう教育を受けたら相手にも同じことを繰り返すこと。
実は初等教育など小さい子への指導方法に教育の重要なヒントがたくさんある。
ここを押さえないと失敗する。
一度最初にこういうことをしちゃうと、相手との信頼関係が崩れる。
だから、そこで関係を持ち上げても些細なことでまた崩れやすい。
学級崩壊したクラスと一緒。一度崩れるとほぼ直らない。
こういうことをされて耐えられなくなったら、相手から距離をとった方が良いと思う。
特に何回も繰り返すようなら、多分直らないから。
このことはまた別の記事で書くけど、成果主義は諸刃の刃。
ありがちなのは、コンプレックスを払拭するために
努力して名声や地位、富などの力を得ること。
肩書きという物質的なものを自分の力量と思うのは嘘の自信だし、むなしい。
本当の自信は、苦難を乗り越えて成長する人間性のこと。
物質的価値や成果主義に自分の心の穴を埋めることに依存していると、
必ず人を上下に見るようになる。
全ては心の弱さなんだよね。
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