横浜の歴史探索・第2回

国歌「君が代」とテニス発祥の地の探索

横浜市中区の妙香寺に「君が代発祥」と、「日本吹奏楽発祥」の地に関する石碑があります。この寺の裏の山手公園に「横浜山手・テニス発祥記念館」があります。この建物に中では明治2年にイギリス人フェントンによって作曲された最初の「君が代」を聞くことができます。フェントンは当地にいた薩摩藩の軍学生達に軍楽を伝承しました。(薩摩バンド)薩摩の砲兵隊長の大山巌はフェントンに薩摩で引き継がれてきた「君が代」の詩を選定して作曲を依頼しました。明治3年にフェントン作曲の「君が代」は明治天皇の御前で演奏されますが、明治9年に廃止されます。やがてドイツ人エッケルトの協力のもとで現在の「君が代」の曲が完成し、明治21年に外務省から各国に伝えられました。1999年に国歌法が成立してようやく「君が代」は日本の国歌となりました。

「君が代」の詩は『古今和歌集』(10世紀初頭)でうたわれている世界最古の国歌です。

鹿児島県薩摩川内市の大宮神社で奉納される「入来(いりき)神楽」の中では「隼人族の十二人剣舞の時に「君が代」が朗詠されています。鹿児島県のホームページに大宮神社の「君が代」発祥の地と紹介されています。

http://www.pref.kagoshima.jp/aa02/pr/gaiyou/itiban/hatu/kimigayo.html

今回は横浜と鹿児島と古代を繋ぐ「君が代」の不思議な歴史を探索します。

どなた様でも参加できます。先着順、ゲスト様優先!

6月18日(日)

スケジュール

10時 JR根岸線「山手駅」改札集合

    妙香寺境内の「君が代発祥」「日本吹奏楽発祥」の碑を見学。

11時 「横浜山手・テニス発祥記念館」見学

    元町を経由して中華街へ   

13時 華都飯店で昼食

    *関帝廟通り入口の本格北京料理の店

14時 解散

費用 参加費500円 華都飯店 2500円(飲み物代は各自払い)

定員 30名(ゲスト様優先)

申込(締切6月10日) 菊池秀夫 kodaibunka@gmail.com

https://chouseisan.com/s?h=0e2a7e3e37674cc683780b73efdf06b2

主催:日本の歴史と文化を楽しむ会