今回は、野菜の皮や茎・根まで「まるごと食べる」
ことでバランスよく栄養を得ていくという
古代の知恵を取り入れたお弁当をご提供
いたしました。
私は今まで、野菜の下準備として、
皮を剥き、根の部分は切って捨てていました。
しかし、皮に栄養があると言われていたり、
少し手を加えることで食べられる部分が
あったりして、野菜はまるごと使うことが
1番良いことに気づきました。
そこで古代はどのような考えであったのかを
調べ、取り入れてみました。
〈古代の知恵・まるごと食べるとは?〉
野菜が成長していくために蓄えられた栄養が、
バランス良く根、茎、葉、皮などにあるため
、一つでも欠けた部分があれば、その野菜の
バランスは崩れてしまうというものです。
そのような意味で、野菜はまるごと食べることで、
その野菜の栄養をそのまま取り入れることが
できます。
今回のメインは長芋の青のりフライとなります。
フライとして加熱したことで、ホクホク
とした食感となります。ねばねば成分に
健胃作用があり、皮にはポリフェノールが
多く含まれがん予防となります。
☆お弁当メニュー☆
紫カリフラワーのピクルス
里芋の梅おかかサラダ
生姜と油揚げのロールキャベツ
長芋の青のりフライ
紫大根の甘辛煮
レモンの芋きんとん
味美菜のおにぎり
ゆずの寒天ゼリー
私が卒業した調理の専門学校では、食材を
丁寧に下処理することを学び、多くの廃棄を
出しておりました。
生き物たちのせっかくの栄養をムダに
してしまっていたんだなと、今になって
気づきました。
食材への感謝を忘れず、素材をありのまま
生かしたお食事のご提供を目指して参りたい
と思います。
最後までお読みいただき、誠にありがとう
ございました。