最近、心理学を嗜んでいます。

 

人間の心理に基づく様々な行動原則がありますが、

 

基本的に「欲」に基づいて、行動が変化しているようです。

 

「安心したい」「人より優位に立ちたい」「好かれたい」

 

「欲」を満たすために人々は行動してしまうというものです。

 

一般的には私利私欲のために生きている人間は評判が悪くなる傾向にあります。

 

利己的で他人を蹴落とす様は確かにそう見えるかもしれません。

 

ただ、それは必ずしも絶対悪なのでしょうか。

 

自分の行動がすべて「欲」から始まっているのだとしたら、

 

家族のために行っているはずのことも、

 

友人のために行っているはずのことも、

 

恋人のために行っているはずのことも、

 

すべて自分のためにしていたことなのでしょう。

 

そんなの当たり前です。自分のために生きて何が悪いのか。

 

そもそも見返りを求めず行動することなんてあるはずないです。

 

自分は自分の「欲」を満たすためにこの命を使い果たすつもりです。

 

それが結果として人のためになれば良いくらい。

 

そんな心持で生きる方が楽なのではないでしょうか。

 

この文章だって、自分の生き方を正当化するために書いているくらいですから。

 

自分の「欲」を満たしきってから、他人のために生きるのが丁度いいです。

 

まあ、生涯を通じて湯水のように湧き出る「欲」を満たしきれるかはまた別の話ですが。