台湾旅行記⑤スタート! 


観光に出かける予定だったけど、ゴロゴロしていた前回の記事はいかがでしたか?


いつでもホテルに戻って休めると思うと安心して観光できます。


MRTで移動することが多いと思うので、駅チカのホテルを選ぶといいんじゃないでしょうか。


↓前回の記事を読む↓


2日目(9月15日)-Part2 


弟の体調が回復したので、お昼ごはんの時間を狙って観光に行きます。


行き先は、千と千尋の神隠しのモチーフになったとかなってないとか言われている九份です。

台北市内からは少し離れていて、車で1時間半〜2時間ぐらいの距離です。

九份に向かう


ツアーを申し込んだりせず、個人で台北市内から九份に行く方法は3種類あります。


①バス

②電車+バス

③電車+タクシー


行きは電車とバスを乗り継いで行き、帰りはバスで直接台北まで帰ってきました。


ホテルから出発なのでこんな感じです。


民權西路

↓MRT

台北

↓台湾鉄道

瑞芳(ルイファン)

↓バス

九份老街


台北駅まではお得意のMRTで移動です。


標識に従っていけばマジで誰も迷わないってぐらい分かりやすいので問題ないですね。


と言いたいところですが、台北駅はそう甘くありません。


台北駅は日本でいう東京駅。


結構しっかりした立体迷路です(笑)


素直に乗り換えの標識に従っていけばそんなに難しくないんですけど、せっかくなら台北駅の駅舎を見たいじゃないですか?


なので、一度地上に出て、台北駅の駅舎に入りました。


【補足】

去年も台北に観光に行ったのですが、そのときは乗り換え改札みたいなのから乗り換えたので、駅舎を見ることができませんでした。

今年は見たい!ということで今回は自ら迷路に飛び込んだ感じです。


台北駅の大きさには圧巻されましたね。


良ければ動画を見てみてください。


↑台北駅はこんなにでかい

動画にもチラッと映っているのですが、地べたに座ってご飯を食べている人が結構いました。

ホームレスの人なのかもしれませんが、見分けはあまりつきません(偏見ですがホームレスっぽい人もいました)。

日本の駅を歩き慣れていると、こんなに人が座っていることに驚きますが、避けて歩けば大丈夫でしょう。

この駅舎に来たのはもう1つ理由があります。

それは、今回は特急に乗ってみたいと思っていたからです。

台湾鉄道というのは、日本でいうJRをイメージしてもらえばわかりやすいと思います。(ちなみに台湾高速鉄道というのは、日本でいう新幹線です)

台湾をぐるっと1周している、そんな鉄道なんです。
ちょっとシステムがややこしいんですが、特急電車以外に乗るときは、ICカードをタッチするだけで乗れます。

でも、特急に乗るときは乗車券と特急券がセットになっている切符を買う必要があります。

だからICカードで乗り換えはできないんです。

ここだと確実に窓口と券売機があるので、間違いなく買うことができるというわけです。

【補足】
台湾鉄道のHPから特急券をネット予約することができるそうです。
どうしても特急に乗りたい場合や、台中や花蓮、高雄などの離れた場所まで行く場合は利用してみてください。

ということで券売機で特急券付きの切符を買おうとしたのですが、特急の時間がしばらく先だったので、普通電車で行った方が早い…。

諦めて普通電車で行くことにしました。

ICカードで乗ってもいいですが、切符を買ってみました。

↑切符は日本と似たような感じ(ピントが合っていませんが…)

去年来たときは左側の電光掲示板が使われていたのに、進化しましたね。

台湾の電車って時間通りなの?と思うかもしれませんが、時刻表は信頼できると思います。

もし遅れていたとしても、駅のホームでは分かるように明記されている(この場合だと上の電車が3分遅れてるって分かる)ので、心配することはなさそうです。

ちなみに、MRTは何分間隔って感じで運転されているし、本数も多いので、時刻表を見る必要はないと思います(駅にもあと何分何秒って表示される)。

ここで注意点なんですが、瑞芳駅まで行く電車と瑞芳駅の手前で分岐する電車があります。

【補足】
普通電車(区間)と特急電車(いくつか種類あり)の他に急行電車(区間快)みたいなのもありますが、特急以外なら追加料金なしで乗れます。
急行電車が来たらラッキーだと思って乗ってみてください。
だいたいですが、普通電車で1時間、急行電車で40分って感じです。

車両はキレイなものもあれば、時代を感じるものもあり、当たり外れ?が大きいです。

どこ行きの電車がどこまで行くのかをこのアプリで確認することをオススメします。


ちなみにMRTは、公式アプリがあるのですが、僕はあまり使い勝手が良いと感じませんでした。

その代わりにこのアプリを使っていました。


時間を調べるというわけではなく、どこで乗り換えるかを調べる目的でインストールしました。

そんなこんなで、瑞芳駅に到着しました。

西出口から出ると、ロータリーに出ます。

↑瑞芳駅の外観

ここでバスに乗り換えるわけですが、ここで注意です。

駅の目の前にあるバス停は九分の反対方面に行くバスのものなので、自分が乗る番号のバスが来ていたとしても乗ってはいけません。

1年前に来たときに間違ってここから乗ってしまい、長い距離を歩いて駅まで戻らなくてはならなくなりました。

去年の反省を活かして、九份の方に行くバス停に移動します。

駅前のバス停だと思うと少し距離はありますが、行き方は簡単です。

①駅を出たら道を渡らずに左に曲がる(渡ってもいいですが、駅前は交通量が多いのでここじゃなくてもいいです)
②道を挟んだ向かい側(右側)にバス停とコンビニが見えるまで歩道を直進する
③横断歩道を渡れば到着

↑バス停までの道のり

↑バス停の外観

特徴的な壁の前なので、迷うことはなさそうですね。

台湾のバスはあと何分で来るかを電光掲示板に表示されているので、分かりやすいです。

時刻表はあてにならなくても、これは信用できます。

【補足】
もっと詳しく知りたい方は、このサイトを見てみることをオススメします。

台湾のコンビニで買った方がいいもの!みたいに紹介されているのをどこかで見たので、それを買ってみました。

↑どうやらこれが美味しいらしい

これは、ぶどう味のグミにチョコがコーディングされたもので、普通に美味しかったけど、わざわざ買うかと言われたらそこまででもないかもって感じです。

気になる方はコンビニで見つけて買ってみてください。

ちなみに「QQ」という文字を街中とか屋台で見かけることもありますが、これは「モチモチ」という意味らしいです。

そうこうしている間に、バスが来ました。

台北から来たバス(965か1062のどっちか)だったので満席でした。

なので、待っている人全員高速バスに立ち乗りです。
手すりや吊り革がないので、バランスを取るのも一苦労。

なんたって、九份は山の上ですから、すごい山道をくねくね走るんです。

立ち乗りはかなりきつかったです。

だいたい15分ぐらいで、九份老街に到着します。

いやぁ、長い道のりだった。

バス停から九份老街の入り口は少し離れているので、斜面に沿って上っていけば大丈夫です。

降りるバス停は、みんなが降りるところ「九份老街」です。

手前の「九份派出所」で降りないように気をつけてください。

↑九份老街の入り口

これが見えたら九份観光のスタートです!

この写真から向かって左側にセブンイレブン、右側に公衆トイレがあります。

トイレは中にも複数箇所ありますが、コンビニはここが最後です。

トイレも中にあるものは、そんなに使う人が多くない印象だったので、トイレに行きたければ人が多くて安全なここで済ませておくといいと思います。

九份グルメ!


九份に来た目的は、やっぱりグルメ!

朝ごはんをしっかり食べたため、お腹がそこまで空いていませんでしたが、色々3人でシェアしながら食べました(夜市のために温存しないといけないのに)。

↓朝ごはんの記事を読む↓
【九份に来たら外せないもの】

↑店の外観

ここには、タロイモ団子を食べるためにやって来ました。

これは本当に美味しいんです。

下にかき氷が、上にタロイモ団子と小豆に甘いシロップを絡めたものが入っています。

去年は温かいのか冷たいのか選べましたが、今年はなぜか冷たいの1択でした。

買ったら店の奥に続く通路をずーっと進んで、イートインスペースに行きます。

↑タロイモ団子

景色を見ながら食べられるとのことですが、すごい人なので座れればラッキーです。

ここにはゴミ箱もトイレもありました。

↓Googleマップで見る↓
【九份じゃなくてもいいもの】

幸福堂というのは、ドリンクスタンドです。

中でもタピオカミルクティーがやはり有名です。

チェーン店なので、九份じゃなくてもありますし、日本にもあるらしいです。

↑店の外観

↑黒糖タピオカミルクティー

黒糖タピオカミルクティーを買うと、店員さんがミルクティーの上に黒糖を乗せてバーナーで炙ってくれます。

タピオカもミルクティーも甘くて美味しかったです。
これが本場かぁと思いながら噛みしめる一杯でした。
店の前から見える景色がいいので、タピオカ買いがてら行ってみることをオススメします。

↓Googleマップで見る↓

映画の序盤で、千尋のお父さんとお母さんが色々食べて豚になるシーンがありますよね。

そのときにお父さんが食べていたものに近いとされているのがこちら。

↑千尋の両親が食べて豚になったやつ

「肉圓」です。
【九份に来たら外せないもの】

本来のものはこれです。

↑これに似ている!?

いや、違うじゃねぇかと思うかもしれませんが、良しとしましょう。

そんな千と千尋グルメが食べられるここは、「金枝紅糟肉円(総店)」です。

↑店の外観

↑店先でおばちゃんが作ってくれてます

味は、おそらく賛否両論かと思います。

美味しくもまずくもなかったんだけど、何を食べてるのか分からなかったんですよね。

1人1個注文するのはハイリスクかもしれないので、数人でシェアして挑戦することをオススメします。

あと、5色つみれスープも注文しました。

↑5色つみれスープ

これは美味しかったです。

日本人が好きな味だと思います。

5色なので、5種類のつみれが入っているのですが、どれが何かは正直分かりませんでした。

ただ、めちゃくちゃ熱かったので、食べるときは注意が必要です。

ちなみに、注文システムは食券を買って、それをおばちゃんに渡す感じです。

日本語には対応していませんし、おばちゃんも日本語通じませんでしたが、見よう見まねでなんとかなります。

↑食券機とメニュー?

店を出るときにおばちゃんに美味しかったってことを表現したくて頑張ったけど、うまく言えなかったんですよ。

なんだかんだ伝わったんですが、そのおばちゃんもフレンドリーですごく気持ちが良かったです。

台湾の人の温かみをここでも感じることができました。

さて、気がついたら結構長々と書いてしまいました。

続きは次回にしようと思います!