鉛筆で遊ぶ息子。
鉛筆は紙に書くもので、危ないからやめろと何度も言った。
それでも遊ぶ息子。
正直今日は朝から何度も同じような事があり、ずっと彼に苛々していた。
無視して遊び続ける息子から鉛筆を取り上げる私の手は、自然に荒くたくなる。
ハアァッ
エンピツ、ササッタ…
めっちゃ痛いけど、とりあえず痛みに耐えて、こうなるからやめろっつったんだよッ
と、静かに吠える私
ごめんなさぃと小さく呟きながら後退り、息子が何処かへ行ってしまった後もしばらくうずくまっていた
ようやく立ち直り、一息ついた頃に、息子が近寄ってきて『さっきはごめんね』と言ってきた。
目の前でケガしてショックもあったのかもしれないけど、小さいなりに心配してるのが伝わってきた。
そもそもは、鉛筆振り回して言うこときかなかったことがきっかけではあるけど、
正直自分が荒く鉛筆を取り上げたから、自業自得でもある
とりあえず、自ら謝りに来てくれたし、ようやく苛々も消え、落ち着いて鉛筆の危なさを今一度説明。
やっぱり子供を叱る時は、感情は必要ない。
必要ないとわかっていても、我が子相手だと、我を忘れる程湯だってしまうのよね…
パパが、言っていた。
ばーちゃんとかが昔から拳にハア~っとするのは、子供にとったら予告だけれども、もしかしたら親自身が気持ちを落ち着かす為のインターバル的な役割があるのかもしれないな、と。
ちょっと深イィ話やなと思いつつも、
拳あげる前に、何度も忠告しているにも関わらず、最終形態に私が変化しないと全然きかない我が家の子供達には、結局のところどうしたらいいのだろうか
私は父親が割りと感情で怒り狂う親で、それなりに格闘して育ったし、今私が子供達にやってることもやっぱり同じ。これってどこまでが虐待じゃなくてどこからが虐待なの
恐怖や条件で支配するのは違うとわかっている。
だけど、結局は
『じゃあ○○しない(あげない)』とか、
『それやったらわかってるよね?』とか、取り引きや圧力をかけてばかりな自分。
本来伝えなきゃいけないシンプルな理由を、口で伝えても子供達は理解しようとしない。
じゃあ、こうやって本人か誰かが痛い目みなくちゃ本当の意味では結局理解出来ないじゃん。。。
私だって悪いことや痛いことは色々経験してきたけど、
すべて先回りして導くのも違うと思うけど
放置するわけにもいかんだろぅ。。。
もう、
どうすりゃいいんだYO
とりあえず、鉛筆には皆さん、ご注意ください
けっこうじわじわくるから…