わが町にこの冬、七福神さんが現れた。
ある日の夕方、いつも通りいつもの道をこぶしちゃんと歩いていると目の前に現れた。
それは、7人の中でも1番頭の長い、福禄寿さん。
この日はたまたま、ポンポンの付いたニット帽をフードの下に被っていたので、この姿に笑。
そういえば七福神にこういう神様いたよな。どんな神様なんかなぁ。
赤いパンツ履いてるし御利益ありそうやなぁ。
なんて思いながらこぶしちゃんの足が向く方へてくてく。
すると向かいから1人のおばあちゃんが。
こぶしちゃん、ここぞとばかりにすかさずおばあちゃんに手をふりふり。
おばあちゃん「あら!私に手振ってくれるの?今日はいい事あったわー。」とニコニコ。
こぶしちゃんのふりふりに喜んでくれて、それを声に出して伝えてくれるなんて、おばあちゃん普段どんだけいい事無いんや。
なんてすれ違いざまに思った。
でも家に帰って、こぶしちゃんの靴を脱がせながら、我が家のこぶしちゃんがほんの一瞬でも知らない誰かを笑顔に出来たこと、大げさだけどちょっとだけ誇らしいような、嬉しい気持ちになれた。
さすがわが町我が家の七福神!
福禄寿さんは、豊かさや幸福など、幅広い御利益をもたらす神様らしいことをこの日の出来事で知った。
我が家はこぶしちゃんがいてくれるだけで幸せいっぱいだ。
