アニックグタール「アンマタンドラージュ」です。



嵐の朝という名前のこの香水
Orageとはフランス語で夕立です
雷雨が去った後の日本庭園に香る
梔子の花、、そのままの香りですブーケ2

ネットでも良く出回っていますね
何故か
「オレンジの朝」なんて書いてあるサイトもあります

orange=オレンジ
orage=嵐

似ているといえば似ていますがね~笑

香調は植わっている木から漂うそのままの香りです
茎っぽさを感じながら舞ったりとしたバニラへと変わります

価格は50ml¥15960
   100ml¥21105


そうそう、くちなしの木は
上の2人の子供たちが幼い頃通った保育園の門の横に植えられていました

入園した当初は2階が教会になっている木造の古い佇まいでした
昭和初期の洋館って感じの、、
毎朝送りに行くと、園長先生が門の所で迎えていてくださり
おでこをくっつけ「おでこゴリゴリ~」って{私にじゃありませんよ~}
朝の挨拶を交わしていました

照れくさそうに満面の笑みを浮かべた
子供たちを見ると
一日の元気を貰ったように感じたものです
花に季節には
仕事を終えて迎えにいった時この香りで癒された事を思い出しました
雨の日の方がよく香ったように記憶しています
ガーデニング未経験だった私が一株譲っていただき、植木鉢の植えました
結果は、、、、

趣のある建物は上の子の卒園時には立派なビルになってしまいました
今でも園舎の前を通るた度、
園庭で遊ぶ小さな子を見る度
あの頃の子供がいるのでは、、などと探してしまいます

聞き分けも良く圧倒的に力でも勝てた子らが
今では身長も態度も追い越され時折説教したり、、、、

ママ→おかあさん→おっかあ→ねえ~{固有名詞なし}→「、、、」{目線だけ→おばさんっ!{ムカッ}→おばあちゃん{、、、}
呼称も随分頂きました

そうです、くちなしの門をくぐっていた
当時の私の年を追い越したのであります

子の成長は嬉しいのですが
それは自分自身が終焉に近づく事でもあります

次の世代に託す準備をしなくてはならない、、
{いや々、財産とかじゃなくね、}
では、何をどの様にと考えた時
モワモワとした霧の中に隠れてしまっています