私たちは、毎日何かしらの食べ物を必ず食べていると思います。

 

多くの人は何も意識得ずに普通に食べていると思います。

 

ほんの少しの意識を変えるだけでたくさんのメリットを得ることができるのです。

 

そのほんの少しの意識とは、、

 

しっかりとよく噛むということです。

 

少しばかり拍子抜けされたでしょうか?

しかし、よく噛むことを意識するだけで本当にたくさんのメリットがあるのです。

 

その一部をご紹介します。

 

1、肥満を防ぎます

噛む動作が脳に伝えられて、満腹中枢を刺激することによって満感が得られます。そのため、食べ過ぎを自然に抑えてくれます。

また、生活習慣病に直接関係する悪玉コレステロールの分解を促し、脂肪の合成を抑えてくれます。

2、歯の病気を防ぎます

噛むことによって、たくさん分泌される唾液が口内の汚れを洗い流し、清潔に保ってくれます。また、食べ物の中の酸を中和する力があるので、むし歯・歯周病・口臭を予防してくれます。

さらに、唾液に含まれているカルシウムやフッ素による歯の修復作用により歯を丈夫にします。

3、脳の働きが向上します

噛むことにより、記憶力が向上します。成長期の子どもにとっては、噛む動作が知能の発達に大きな影響を与えるといわれています。また、脳の血流が良くなり意欲や判断力が活発になります。

特にお年寄りは、生活習慣病や認知症(痴呆)の予防にも効果的です。

4、味覚の発達を促します

食べ物が舌に触れただけでは、味は感じられません。唾液と混ざって初めて味覚を刺激するのです。よく噛まないことも味音痴の子どもが増えた原因の一つといわれています。よく噛んで唾液をたっぷり出すことが、味覚の発達に結びつきます。

5、ガンを防ぎます

唾液の中には、「ベルオキシターゼ」という酵素が含まれており、様々な病気や怖いガンなどの原因物質である活性酸素を消去する力があることが報告されています。

6、筋肉と骨の発達を促します

噛んで食べることにより、顔全体の筋肉とそれを支えている顔やあごの骨が鍛えられます。最近では、噛む力が弱いためあごが未発達で細くなり、歯がきちんと並んで生えるスペースがないため、歯並びの悪い子どもが増えています。噛む力が弱まると、口のまわりの筋肉が退化し、口元も緩んで、表情も乏しくなりがちです。

 

 

これから日々、食事をする中で誰でもできることだと思うのでぜひ意識してみることをお勧めします。