お雛様についての疑問?????(2)
今日のお雛様の疑問のお話は、なぜ岩槻が人形作りの町として盛んになったのかについてお話したいと思います。
岩槻の町が人形作りの町として大きな転機を迎えたのは、日光東照宮が完成した時だと言われていますそんな日光の話がなんで、岩槻に関係あるのって普通思いますよね
実はその日光東照宮を作った大工さん達が、江戸に帰る途中に岩槻に立ち寄って、その技術を活かして人形作りを始めたのがきっかけだと言われていますなるほど、大工さんのように技術があれば確かに人形を彫ったり作ったりできたりしたでしょうねヾ( ´ー`)その後は、色々な人形が作られるようになって、今のように「人形作りの町」へとして発展していったんですよ。
とりあえず、今日はこんなところでm(u_u)m
お雛様のお話
こんばんは!私は昨日から風邪をひいてしまって38℃の熱にふぅふぅしてました今は病院の薬を飲んで落ち着いてきました~皆さんもうがい手洗いをしっかりして気をつけて下さいねさてさて、今日の「お雛様の疑問」ですが、木目込み人形の素材ってなにについてお話します。「木目込み人形」とは「木」もしくは、「桐塑」(とうそ)と呼ばれる桐の粉としょうふ糊を混ぜ合わせたもので出来ています。国が指定する「伝統的工芸品」とは「木」あるいは、この桐塑で出来た木目込み人形を指します。(他にもお顔、手、髪、着せる布等々…素材指定がありますが)工房ゆうきでは、主に桐塑のボディを使用しています。そして、胡粉(ごふん)と呼ばれる貝殻の粉を塗り、ボディの仕上げをしています。布を木目込む前の下準備で6~7日というかなりの日数がかかります雛の人形師さんたちは、今も昔ながらの製法を守り続けています
「工房ゆうき」
お雛様についての疑問?????
これからこのブログで、お客様からよくある「お雛様についての疑問」を少しずつお答えしていきたいと思っています(^-^)お雛様ってなぜこんなに高いのそれは、お顔の面相書き、髪結い、ボディ、着物の着せ付け、冠、小道具等々…すべてパーツは手作り機械で作られているものは一つもありません。なので私たち人形職人は、6月頃から少しずつ、来年のお雛様作りの準備を始めていきます。一つのお雛様を作るのにた~いへんな時間と手間がかかるためなんです。一生に一つのお雛様職人は丹精込めて作っています。
yuki