いつだったかなぁ…
冬休み、職場でのことです。
外遊びの時間。
男の子は大方の子が
サッカーに興じます。
その日もいつものように
男子たちは土埃をあげながら
ボールを追いか蹴る追いか蹴る。
(追いかけながら蹴るという意味↑w)
す·る·と、
1年生の男児ふたりが
固定遊具や砂場、木々や池のあたりを
さまよっているのが見えたので
気になって声を掛けてみました。
どうした?
今日はサッカーしないの?
すると、ふたりは
申し合わせたように声を合わせて
こう言ったのです。
小人を探してる!!
えええーーーっ?
ここここここここここ・・・
コビトヲサガシテル?
もうね、
私の頭と体は
くるくる回転しながら
メルヘンの世界へと、いざなわれ
校庭は、童話の森のセットに早変わりw
女児ならここまで
心を動かされることはなかったと思う。
言いそうだもの、小人だの妖精だの。
男の子がですよ、
虫を探す!のではなく、小人。
ポケモンを探す!のほうが
まだ現実味がありますよねーw
小人…
私のなかのイメージでは
こんな感じ。
画像はお借りしました
または、白雪姫と7人の小人
あるいは、こびとの靴屋さん
小人って、なんで
三角帽子を被っているのかしら?
という疑問は、まず置いておくとして。
一方で…
RUKIやRUKA が小学生の頃かな?
【こびとづかん】という本が
流行っていて、、
その不気味なビジュアルに
人類が長きにわたり思い描いていた
小人像が、ものの見事に覆されましたw
もしかして
この、こびとづかんが
コビト探しの根っこになってる?と思い
尋ねてみたけど、きょとん。
そうではなかったらしいw
お迎えに来られた
それぞれのお母さんに
この出来事をお伝えすると…
お母さん、笑いが止まらない。
片方のAくんは
興奮した顔でこう言いました。
あのね、ママ。
うちの屋根裏にも居たんだよ!!
「おったんかーーいw」
声をハモらせて
のけぞるママとわたし。
これにはママも
私に耳打ち。
てか、
屋根裏にどうやって上ったのかしら?w
今夜は、私の住む町にも
初雪が降る予報になっています。
雪に混じって
小人が降ってきたら楽しいなw
最後に
【こびとづかん】の作者でいらっしゃる
なばたとしたかさんの言葉を
コピペしました↓↓
風もないのに葉が揺れるとか、一本だけ草が折れていたりするのを見て、その何気ない現象が「コビトの仕業だったら楽しいな」と思ったのが、この本を描いたきっかけでした。本の中で、このコビトという存在は、動物や昆虫と同じ「自然の中の生き物」です。子どもたちは、ちゃんとそれをわかってくれていて、コビトを探しに出かけたり、生態を楽しんだりしてくれています。コビト探しをすると、普段見過ごしてしまっているものに、改めて気づかされることもあります。落ち葉や木々の気配に何かを感じて、僕と同じように「新種のコビトかもしれない」と想像して、楽しんでくれているんです。
子どもたちに「コビトって本当にいるんですか?」と聞かれたときは、「コビト研究家」の立場から「もちろんいるよ!」って答えています。そして「コビトの形跡はどこかにあるはずだから、それを楽しんでね」って話しています。確かに見ることはできない存在かもしれませんが、「気配」を感じてもらうのは大切だと思っています。気配を感じていろんなことを想像するのは面白いですよね。
最後の一文に心が躍りました。
以前、ブログにも書きましたが、、、
今は亡き父親からLINEが届いたことを
思い出しました。
見守ってくれている気配を感じたのは
まぎれもない真実です