子供のころ、
園庭や校庭にあった固定遊具で
遊んだ思い出。。
ブランコを懸命にこいで
揺れが大きくなると
足先が大空に届きそうになる。
地球と遊んでいるみたいで
とても気持ち良かった。
となりのあの子と
振り子の動きが一緒になると
「そろった~!」と言って笑い合った。
誰よりも遠くへ飛ばすんだ!
それ行け、私の赤い靴。
鎖を巻きつけたり短くしては𠮟られて
そのせいで
鎖がガクガクになっては、また叱られて
でも、ほとぼりが冷めたら
またやってしまうのよね。
ぎゅうぎゅうづめの階段。
早くのぼってよ!はやく!はやく!
待ちの時間はもどかしい。
楽しいことは一瞬にして終わっちゃうね、
の代表格、滑り台
腹這いですべる男子。
立ったまま駆け下りる男子。
ばりばり音をたてて
滑るほうから上って来るのもいる。
もー、スカートが汚れる!
男子、じゃま。
ぶたの丸焼き、コウモリ、
前まわり、逆上がり、
足掛けまわり、だるま、、、
楽しいはずの遊具で
唯一、苦痛だった鉄棒
遊具に「技」とか要らない。
砂場に両手を突っ込み、
はああああ・・・っ。
なんとも形容しがたいあの感覚。
得も言われぬ声を出す。
砂の中ってあったかい。
砂の中って冷たい。
とにかく、はあああ。
お山にトンネルを掘る。
だれかと手が触れるたびに
「きゃあ!」
川、海、ダム、、、
パンツや靴下の中までが
砂に汚染されてたのは何故だったのか。
つやつや泥だんごは
あの頃はなかったな。
のぼり棒、
私が子供の頃は竹だったような。
靴下脱いで、
手に唾ぺっぺ、てっぺん目指す。
足と手を動かすたびにカタカタカタ・・・。
今でも目を閉じれば聞こえてくる。
カタカタ、
カタ・・・。
なにボーっとしてんの?
先生ものぼっておいでよ!
児童に声をかけられ
ふと、我に返った。
ジャングルジムの
骨組みの中から顔を覗かせる
高揚した赤い顔の少女たち。
ああ、そうだ。
かつて少女だったワタシは
ブランコよりも滑り台よりも
鉄棒よりものぼり棒よりも
このジャングルジムが
一番好きだった。
縦に横に斜めに、、
頭を使いながら
好きなようにのぼっていくそれは
迷い混んだ迷路のようで
とてもスリリングだった。
そして、
一番上の箱から望む景色に
とってもわくわくしたものだ。
「のぼりたいけど
のぼれないよ、先生は。
職員室からここ丸見えだからさ~、
ワタシがのぼったりしたら
校長先生に笑われちゃうよ~~。」
大人になるってこういうこと。
(本当は、のぼりたくて仕方がなかったのに、笑)
「さあ、そろそろ教室に入るよ。」
いよいよ、明後日から
以前お伝えしていた
放課後児童支援員の
認定資格研修が始まります

最終日は12月23日。
がんばるぞーー
