先週、

出かけた先の公衆トイレでの出来事。

 

 

トイレに通じる扉を開け中に入ると

手洗い場には、

紅を引き終わった

30代と思しき女性がひとり。

 

トイレのほうに目をやると

全部で7つの個室があった。

向かって右側に3つ、左側に4つ。

全部の扉が開いており

そう、その時その空間には

その女性と私のふたりきり。

 

さあ、あなたならどのトイレに入りますか?

 

いやいや、、

今日の記事は

心理テストや性格診断をするわけでは

ございませんでした(Θ_Θ)

 

私は、

左側の手前から2番目の個室を選ぶ。

トイレに入り、

荷物を置き、用を足していると、、、

トイレにあるまじき物体が

右目の端に入ってきた。

トイレットペーパーを押さえている

金属の帽子の上に置かれたそれは、

 

スマホ

 

ありゃりゃ、誰かが忘れてったのねぱっ

でも、取りに戻って来るかもしれないから

このままにしておきましょう。

 

 

うあああ、、、

すっきり。

大便をギリギリまで我慢してると

出したときの爽快感は

もはやエクスタシーエッヘン

 

ドアを開け、

5月の新緑のなか、

気持ち良さげに歌をうたう

小鳥のような顔をして

手を洗いに向かうと、、

 

あらまっ、

あなた、まだそこにいらしたのねクスッ

 

女性と鏡越しに目が合う。

 

あ、そうだそうだ。

あのぅ、トイレにスマホ忘れてませんよね?

 

七分の一の確率で

いちおう、聞いてみた。

 

 

すると

私が言い終わるか終わらないうちに

 

「そうなんです!私のです!」

 

 

嘘だろ、

7つもトイレがあるのに

よりによって私は、

彼女と同じトイレに入ったのか・・・。

 

スマホがないことに気づいたものの

私が同じトイレに入ったために

待っていたのね。

 

私の口から

咄嗟について出た言葉は

 

ごめんなさい!!

 

私はなにも悪い事してないはずだが、

ごめんなさい、、

わろた。

 

いや、そうじゃない

そんなのはどうでもよくって、、、

 

 

私は慌てて、

両手の平を彼女に向けると

 

大丈夫です!

そこに居てください。

私が取って来ますから!!

 

彼女は怪訝そうな顔をしていたが

いま、この女性を

トイレに入らせるわけにはいかない。

 

だって

 

ほやほやの

う〇ち臭を

嗅がれるのは

さすがに、気まずい。

 

 

 

以上。

【その②自惚れ編】に続きます。