今日は、日々の生活の中での

ちょっと気まずかった体験談を2つほど・・・・ドキドキ

長くなるので、2回に分けて書きますねぐー


まずは・・・・その① 

「夜のウォーキング編」


私は毎晩7時~10時の間で40分程度の

ウォーキングをしているルンルン♪

歩いてて気持ちがいいのは断然朝だから

夏場は早朝に歩いていたんだけど・・・

冬の寒さって夜より朝のほうが骨身にしみるというか

(まあ、べつな言い方をすれば、起きれない・・・とも言うけど笑

それに、朝の5時とか5時半って、まだ薄暗いでしょ

どこんちもシーンとしてて生活の音もまだしないし

だから、なんだかぎゃくにこの時期の朝って怖くって・・・ショック


その点、夜のその時間帯って、

どこんちもまだ電気がついてて家々で人の気配がするし

帰宅する人や自転車にもたまに出会ったりするから

むしろ、怖くないの・・・ウサギ

というわけで、ここんとこ夜ウォークが定着している。


まあ、それはおいといて。

ここから、本題。


そんなわけで、その晩もいつものように歩いていたら

道の向こうから、私と同じようにウォーキング中らしき

懐中電灯を持った男がこちらに向かって歩いてきた。

(暗くてよく見えなかったが、風貌から察するにたぶんオヤジ!)

私は、私とその親父の間にある曲がり角を左折しようとしたところ

向こうから来る親父のほうが曲がり角に近かったために

私より親父が一足早く先にその道を右折した。

つまり、親父の後を私が追うかたちになった・・・。

私の歩行速度は、こう見えてもけっこう早い。

ところが、その親父は、私よりも速度が遅い。

だから、あっという間に、親父の後ろに追いついた。


本来ならここで、さっさと追い抜いてしまいたいところだが

私には、その勇気がなかった。

たとえ暗闇でも、あの男がもし女の人だったら

または、たとえ男でも、ここが人の多い繁華街だったら

すぐに追い越してしまうだろうけど・・・

でも、だめ、無理。

たまに自転車や車が通るものの

あたりに誰もいないこの夜の闇という状況下で

男を追い越すのは、私にはとて勇気のいることだった。

だって、なんか怖いんだもの・・・あせ

親父が急に飛びかかってきたらどうすんべ、とか

追い抜いたとたんに、親父の歩く速度も速くなったらどうすんべ、とか

ありもしない妄想劇を頭に描いてはひとり怖がり

どうしても、その一線は超えられなかった・・・笑


ウォーキング経験者の方ならわかると思うけど

自分のペースで歩けないのって、けっこう疲れる・・・。

極端な話、息が詰まりそうになる・・・。

だから、ほどけてもいない靴ひもをわざと締めなおしてみたり

ほんとは立ち止まることもしたくないんだけど

意味もなくその場で足踏みしたり、夜空見上げて時間稼いだり・・・

それでも、瞬く間に追いついてしまう。


少し行くと、T字路になった。

私は右に折れる、お願いだから左に曲がって~~~!!

そう心で叫んだが、親父私と同じ道を選んで右折した。

ここで、私が道を変更して左に曲がればいい話なんだけど

そこを左に行くと、よく吠えるショックがいるのを知っている・・・。

以前、それでえらい目に遭った。

だから、犬にわんわんわんわん吠えられるくらいなら

親父を追跡したほうがまだマシだ・・・笑

あっ・・べつに追跡しているわけじゃないわよね)


そして、更なる分かれ道にさしかかった。

・・・・んが、しかし、親父はまた、私の行きたい道を選んだ。

おいおい、どこまで一緒なんだよ~~~汗

なんだか、だんだん自分が

ストーカーか探偵事務所の人間でもなった気分に

なってくるから不思議だ・・・じーっ

それが証拠に、なんにも悪いことなんかしちゃいないのに

親父が後ろを振り向きそうになると

反射的に私は顔をそむけてしまう・・・笑


その親父とサヨナラできたのは、

ウォーキングも終盤にさしかかった頃だっただろうか。

ホッとした。やれやれ、やっと自分のペースで歩けるぜほっ

と、胸をなでおろす私・・・・。

でも、もしかして、もしかすると、、、

一番ホッとしたのは、あの親父のほうかもしれない。

長い間、後ろから私にピタッと付きまとわれて・・・・

怖がっていたのは、男のほうだったかもしれないな。

ごめんな、おいちゃん。



こっぽし22222

(2)に続きます。