静岡市葵区羽鳥の個別指導塾、学習塾ゼファーです。
以前、鬼滅の刃についての記事を書きました。
今回はより一層、私の趣味を押し出した記事にしようかなと思っています。
プライベートなブログでやれ、というご指摘はごもっともなのですが、まあ鬼滅の刃も呪術廻戦も中高生に人気のある作品ですからね。私は塾業なので、そういう作品について語ることで、少しでも中高生の方々の目にとまったら……という狙いはあります。
もちろん単なる「有名作品の名を借りた営業狙いの小細工」という「だけ」ではなく、私なりにその作品がかなり好きなのだ、読み込んでいるのだ、ということも主張したいのですが、それが本当か否かは記事の内容をもって、皆様に判断してもらえればなと思います。とはいえファンの方々、「こいつ何にも分かってねぇ!」という内容があれば是非ご指摘ください。
さて、そうは言っても仕事用のブログですからね。国語読解問題の話に接続しつつ、作品内の描写を根拠として進めていきます。
今回は禪院真希・禪院真依の父である禪院扇の強さについて取り上げながら、特に物語文の読解で不可欠な「“事実”と“登場人物の主観”の違い」を紹介しようと思います。
呪術廻戦の中でも禪院扇はかなり好きなキャラなので、せっかくなら強いということにしたかったのですが、感情論抜きで理屈を組んだ結果、真逆の結論が出てしまいました。
先にその結論から述べます。そこで、作中に登場する主な1級呪術師(特別1級を含む)に関して、私の独断と偏見に基づくランク表を掲載します。
なお、時系列は死滅回游編開始時を基準としています。
○ 最上位クラス
禪院直毘人・禪院直哉・日下部篤也・冥冥・東堂葵
○ 上位クラス
七海建人
○ 中位クラス
禪院甚壱
○下位クラス
禪院扇
※ 夜蛾正道は判断材料が少ないので除外。
禪院扇は1級相当の術師の中でも弱い。これが私の読みです。
しかし、扇は「子供の出来以外、術師として兄(直毘人)に遅れを取ったことはない」という旨のことを明言しています。これが本当なら、直毘人を1級最上位に、扇を下位に置いている私の解釈は明らかにおかしい。
確かに実際、扇のセリフは国語で言う「本文に書かれていること」となり、一見「正しい」ように見えます。
しかし、私は扇の負け惜しみ(ハッタリ)か、もしくは直毘人と自分の力量差が分かっていないのではないか、と読みました。
というのも、セリフとは「そのキャラが勝手にそう言っている」という要素であって、それが作中の「事実」を反映しているかどうかは別問題だからです。
たとえば、とある小説(物語文)で、とあるキャラクターが、池にいる大きなフナのことを「池のヌシ」と呼びます。この場合、そのキャラクターが、その大きなフナのことを勝手にヌシと呼んでいるに過ぎない。そのフナが本当に「ヌシ」かどうかは別問題。
ですから、少なくとも「池には何がいるか」というシンプルな問題を出された場合、こちらが書くべきは「池のヌシ」ではなく、「事実」を優先した「大きなフナ」という表現になります。
同じ要領で考えると、扇は覚醒後の真希に瞬殺されています。これは登場人物が勝手に言ったセリフではなく、作中の「事実」そのものです。
しかし覚醒した真希といえど、禪院直哉に対してはそれなりに苦戦しました。直哉の父である直毘人は直哉と同じ投射呪法を使い(より正確に言えば直哉が直毘人と同じ投射呪法を使っているのでしょうがまあそれはいいとして)、両腕があれば五条を除いて呪術師最速とされる人物です。術師としての経験も踏まえれば、直毘人は直哉以上に強いと判断したほうが妥当。覚醒真希は直哉にすら少し苦戦。
ならば直毘人と扇が、本当に同等の実力者である……などと考えるほうが不自然です。
下手をしたら負け惜しみ(ハッタリ)どころか、兄と自分の力量差が分かっていない可能性まであるのではないでしょうか。また別の記事で述べようかと思いますが、1級術師内の力量差は特級呪霊内の力量差と同じくらいピンキリなようですから。
……と、いう内容を友人の呪術ファンに語ってみたところ、どうやら作者の芥見先生も「余裕で直毘人のほうが強い」と明言しているようです。良かった。
ただし、私が第一に考えた「負け惜しみ・ハッタリ」ではなく、第二に考えた「力量差が分かっていない」という話が正解に近いようです。まあ、このように第一候補がいつも正しいとは限りませんので、ひとつの理解に固執しないこと、柔軟な考え方が求められることも多々あります。
そのレベルで兄・直毘人との力量差があるとなると、直毘人ですら苦戦した陀艮の相手を扇が務めることはまるで不可能でしょう。が、ナナミンは陀艮に対して善戦しました(一対多ではありましたが、それは直毘人も同じ条件です)。よって扇がナナミン並み(1級上位)ということも無さそう。
同じ禪院家の禪院甚壱と同じくらい(1級中位)の線にしても、甚壱はその攻撃による破壊力がずば抜けており、同等の破壊力を持つような攻撃(術式)を扇が繰り出せると思えるような描写もありません。直哉も、扇に対しては「パッとしない」と、暗に能力不足を示唆する評を下していますからね。甚壱に対しては、そのようなことは言っていない。
となると甚壱よりも格下でしょう。
よって、禪院扇は1級相当の術師の中でも弱い。まあ少なくとも、作中に登場する1級相当の術師の中では下位に位置すると解釈するのが自然だろう……というわけです。
ともあれ「“事実”と“登場人物の主観”の違い」は重要だ、という話ですね。国語の読解問題でも、これらを区別することが大切です。
そしてなおかつ大切なのは、いつも「事実」を答えればいい、というわけではないということ。どちらを答えるかは、その時の問いの条件によって変わります。
前述したフナの話でいえば、「池にいる大きなフナはなんと呼ばれているか」と問われた場合、むしろ「池のヌシ」という答え方が適切になります。そもそも、「大きなフナ」という表現は出題者が既に出していますからね。
もちろん、セリフと事実は常に相反するものだというわけでもなく、セリフが実際に事実を反映していることも多々あります。単純な二項対立の関係にあるわけではない、ここも要注意となるポイントですね。
本当は呪術廻戦に関する他の話も語りたいですし、スマホのメモ帳には既に原稿を用意しているのですが、めちゃくちゃ長くなってしまうため今回はここまでとします。
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