he she it kobe

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海と山の間にある街神戸で生きる人の物語

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そろそろ終わりそう。

まぁいいか。
俺もマンネリしてきたし。
そう思いながら彼女と電車の中。


「とりあえず今日はどこいく?」
 
「大阪行くのもめんどいし、神戸でいいやろ」

「三宮人多いし、神戸で下りてmosaicあたりでいんちゃう」


目も対して合わせないまま神戸駅で降りる。

umieへの道は駅からはちょっとわかりにくい。 

綺麗になったプリコを横目にエスカレーターで地下へ下り、道なりにいってまたエスカレーターを上り、そこから少し歩くとumieやmosaic、プロメナなどがあるハーバーランドエリアにたどり着く。


umieで服をみたいと言うのであんまり興味のない自分はいつも通り、エスカレーター近くのイスでスマホをいじる。


特に俺がいなくてもいいことをしてるってわからないんだろうか。

「次いこー」

待たせてごめんとかももはやない。



夕ご飯をびっくりドンキーで食べる。
チェーン店だけど夜景も見れていいのだが、
彼女は興味のなさそうな顔で夜景とスマホを交互に見ている。



突然スマホに顔を向けた彼女が文字を打ちながら言った。


「もう別れた方がよさそうやんな」


自分から今日言おうと思っていたが、相手からきたことに戸惑いつつも、やっぱり同じ思いだったんだなと気づく。



「せやな」

すんなりと返事を返す。

彼女も若干動揺したように見えたが、

予想は外れていなかったというような顔で素直に受け入れる。




「なんかおもんないもんな」


「せやな」


「マンネリやな」

「うん」



出されたハンバーグを2人黙々と食べる。

うすうす気づいたことだし、しょうがない。

「じゃあ俺食べ終わったからお金出すし先帰るわ」



「えっ…わかった。じゃあね。」




彼はいってしまった。

スマホに手を出し、アプリを開く。


今回もダメだったな。

次はもっと話が合う人がいいな。

びくドンなんかじゃなくて素敵なバーとかも連れてってくれる。


そう思いながら出てくる男たちをタップする。

私は悪くない。





ディスプレイが徐々にぼやけてくる。

スマホから夜景に顔を向ける。


目の前はモザイク。