自宅でベランピング計画
後輩くんがインスタでベランピングの写真をあげているのを見て、真似してみたいなあなんて思うのですが、残念ながら今の我が家の小さなベランダは荒れ放題でとてもそんな雰囲気にはなれません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221023/15/koberokkobikeman/77/de/j/o1080060715192407534.jpg?caw=800)
そんなベランダに、ウッドデッキを自作しようと一念発起、調べてみると便利な部品などもあるようで、意外とハードルは高くなさそう。。。なんて気がしてチャレンジしてみることに。
測量
ベランダを測量しました。
窓の下から正面の壁までの奥行が1,660mm。横幅が2,580mm。部屋からは掃き出しにはなっておらず、窓までの高さが200mmほどあります。ベランダには物置を置いてあり、横の壁から650mmのところまであるので、有効な横幅は1,930mmほどになります。
デッキの横幅は木材の長さをそのまま利用して1,820mm、奥行は1,660mm。高さは200mm。
面積はおよそ3㎡、0.9坪。まあひとりで遊ぶだけならなんとかなるかな。
材料と道具
材料の加工部分が多いと、どうしても手作り感も増し増しになり作業も大変になるので、また週末1日で作業しようと思っているので、加工作業は最小限で。
2X4木材・ネダ受け金具
まずは根太(ねだ)と呼ばれるデッキの土台。ここは2X4の木材(1,820mm)を4本と「ネダ受け金具」で作ります。
2X4木材はホームセンターで購入したときに奥行の長さにあわせ1,650mmに揃えてもらいました。
「ネダ受け金具」は、簡単に土台を作ることができる超便利部品で単価も安いのこれを使います。
しかしネット販売では業者向けの取り扱いが多く、送料も高い設定になっていますので要注意です。
また床板を持ち上げる高さで品番も変わるのでご注意を。
今回は200mmの高さを出すので、木材の高さを加味してNUP-95というサイズのネダ受け金具を16個準備しました。
1X4木材
床板は2X4より薄い1X4木材にしました。値段が半分になりますが厚さも半分、強度や耐久性も下がるので、根太を当初想定より1本多い4本にしました。この1X4木材を板の間隔を3mmにして17枚、床板として張っていきます。
塗料
安価で加工しやすい1X4、2X4木材ですが、弱点はすぐにボロボロになること。少しでも耐久性を確保するために、当然塗料を塗布します。
水性と油性があり、油性のほうが効果はあるようですが、乾燥時間が短く扱いやすい水性塗料を使うことにしました。これからのメンテが大変そうですがとりあえずこれで。
ねじ・くぎ類
ねじはサビが発生しないようにステンレス製で揃えました。
根太受け用にはΦ3.8X41mmの全ねじ。64本。
床板固定用にはΦ4.2X55mmの半ねじ。 136本。
週末土曜日で一気にやっちゃうので、ネットやらを駆使して材料は当日までにすべて準備しておきました。
ウッドデッキ作製
それではいよいよ作っていきます。
塗料塗布
1X4の木材4本、2X4の木材17本。できることなら週末までに塗料は縫っておきたかったところですが平日はなかなか難しいですね。
一発目の作業として、ただひたすらに塗料を塗り続けます。天気がよく風もほどほどにあったので乾き具合も順調。腰の痛いのを我慢しながら2度塗り。
そして乾燥。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221031/03/koberokkobikeman/2a/7e/j/o1080060715195946926.jpg?caw=800)
しっかり乾かしたところで次の工程です。
根太作り
根太は1,650mmの2X4木材に金具を取り付けて作ります。金具と金具の間は450mm以内とのことなので、木材の両端から150mmのところに同じ側にならないよう固定しました。これで金具と金具の間は1,300mmになるので、さらに左右から450mmのところに、先ほどと同様互い違いに固定します。これで真ん中の金具の距離は400mm。これを同様にあと3本、合計4本作ります。
この時点でネジをすでに64本使いました。電動ドライバーですがこれはかなりたいへんです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221031/22/koberokkobikeman/bc/00/j/o1080060715196379146.jpg?caw=800)
続いてこの根太を配置します。
ベランダは水が溜まらないように傾斜しているので、金具の足の部分で調整して水平を出します。
それを床板の1,820mmに合わせてバランスよく、まずは床板の両端に配置したします。根太の幅が39mmなので、一方は端から20mmのところでネジを打ち込みました。もう一方はバルコニーの柱の関係で端から120mmのところにネジを打ちました。
これでネジの間が1,680mmになるので、それを3等分しネジの内側560mmのところでさらにネジ止めというイメージです。
床板には事前にすべて位置を記しておきましす。これにはラクダの2X4定規が大変重宝しました。 小さなことですが、これだけで作業効率はぐっと良くなりました。
床板貼り
事実上最後の工程です。
ただひたすら印をつけたところにドリルでネジを打ち込んでいきます。板と板の間は5mmとなるよう割り箸を挟んで調整しました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221031/22/koberokkobikeman/cf/1a/j/o1080060715196379149.jpg?caw=800)
意外と床板は真っ直ぐではなく、隙間が広くなったり、狭くなったり。まあそれも手作りのいいところということで。
17枚の床板に8本ずつのネジ。合計136本。
完成
結局取りかかりから6時間かかってしまいましたが、なんとか完成。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221031/22/koberokkobikeman/e4/68/j/o1080060715196379154.jpg?caw=800)
チェアとテーブルをおいてみたら、こんな感じ。
いい感じ。
これからベランピング生活、始めます😁