昨年の六月、現自宅に引っ越しをした。

末っ子猫の毎日の通院の為。

結果、間に合わなかった無意味な引っ越し。

何の思い入れも無い家、逆に虚しいだけの家。

六月一日に逝ってしまった。

もうすぐ六月。

早過ぎる。自分の年齢も相まって月日の過ぎる早さよ。

物理的に会えなくなって一年になってしまう。

約二年半前に亡くなった長女猫のロスも、まだ乗り越えられていないのに。

この一年燃え尽き症候群の様な日々を過ごしている。

ただ、今なんとか過ごせているのは真ん中っ子猫のおかげ。

彼も生まれつき肝臓が弱く、最近は高齢でもあり薬を毎日飲まなければならない生活だけど、頑張って元気に傍に居てくれている。

彼の為にも生きねばならない。

元の家の方面で引っ越し検討中。

三匹が揃って生活していた近辺に帰ろう。

基本猫は室内でしか過ごしてないが、窓から見た景色、外から聞こえてくる音、取り戻したいのです。

人のエゴだろうが。

六月、梅雨より憂鬱、と言うか切ない。