今日はセミナーに参加して、お勉強の1日でした
ハズバンダリートレーニングとは、行動分析学に基づいた、飼育下の動物の福祉向上やQOLの向上のために施すトレーニングのことです。
最近、動物園や水族館で、「カチッ」と音が鳴るクリッカーやホイッスル、好物を使って、動物を無理に押さえつけたりすることなく、採血や必要な検査を行うようになってきていることをご存知でしょうか?
<大牟田市動物園公式ページより>
どれも素晴らしいですよね
動物を押さえつけて無理やり行うのではなく、動物が自らその行動を受け入れています。
動物園や水族館だけでなく、動物病院においてもこういったハズバンダリートレーニングの考え方が広まって、動物にとって優しくストレスの少ない場所になればいいなぁと常々考えています。
去年からさまざまなセミナーに参加して勉強を続けていますが、自分がやりたいこと、やらなければならないことが少しずつ見えてきた気がします。
誰もが動物にとって優しくあること、分かりやすくあること。
これを実現するためにも、自分ができるところから取り組んで、少しずつ進んでいかなければ・・・
そんなことを思った1日でした。