ロシア製とかに有る、9ピンMT管の太さの7ピンMT管。
それ用のソケットが有るとは思っていましたが、eBayに出品されていましたので買ってみました。
太い7ピンMT管
9ピンMT管の太さの袴が付いてる7ピンソケット。
袴は3爪。
各種メーカ製のZ2bが出てきましたのでご覧ください。
左からシーメンス(メッキ無ピン)、シーメンス(メッキ付ピン)、オウストリ・シーメンス、バルボ、RWN。
イエローラベルが剝がれていますがSiemens製の戦後型です。
アルミニウムシェル、底部白色樹脂製。
アノードの板材はかなり厚くスポット個所も多い。さすがに堅牢な造り。
ヒータ定格は4.0V、1.6A。
セラミックスリーブ入りではないですが通信用の例に漏れずスロースターター。
オウストリ・シーメンス製
戦前型のシーメンス製を踏襲した造り。恐らく戦前に造られたもの。
アルミニウムシェル、底部はベークライト製。
電極サポートはセラミックではなくマイカ、シーメンス製には有るアノード間のサポートは無し。
本邦ではあまり見られないバルボ製。
アノードは同軸構造ではなく平行型。ベークライト一体型ベース。
ガラスプローブはムラード製傍熱型整流管GZ33等(CV378,CV1039)の様な細身形状。
上部が絞られた特徴的なカソード。(カソードスリーブはかなり太い)
DDR時代の球。RWN(Röhrenwerk Neuhaus)製。
真鍮板金、底部セラミック製のベース。このベースは残留応力割れが発生し易いのですがこの個体は大丈夫。
電極構造は戦前型を簡略にした感じです。
ラインアンプに使用するREN系傍熱管の稼働試験。
某会合への提出依頼が有りますので、見た目も優先させてちょっとだけ変わった球を使ってみます。
タングスラム製 AR4101
外周器の高さを抑える為に極端にアノードをオフセットさせています。
横から見ますと尋常じゃないオフセット具合。
普通の構造を見慣れた目には新鮮です。
本来はスプレーシールドだったはず(ベークライトベースに残渣があります)ですが、管頂にエッチングもあります。
テレフンケン製 REN1104
変態的なAR4101に比べてとても常識的。
細身で華奢な感じですが、増幅率10で規格表によると終段管(1926年発表)。
この個体はかなりの初期型。
管頂排気でこそありませんが、管外へプラチナ線で引き出されています。