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IdeaEgg

萩乃電機製作所

ロシア製とかに有る、9ピンMT管の太さの7ピンMT管。

それ用のソケットが有るとは思っていましたが、eBayに出品されていましたので買ってみました。

太い7ピンMT管

9ピンMT管の太さの袴が付いてる7ピンソケット。

袴は3爪。

25年以上前に秋葉原で買ったソケット。

秋葉原は昔から球コロガシ(シルク印刷の方ね)してるのを見てたから、このソケットも怪しい感じなんだけど・・・

ここ10年ぐらい私の定番となっているソケット。

USA製は勘合か硬すぎる。

国産品はグラグラで気持ち悪い。

という事でこのCCCP製がお気に入り。

ソ連製ですが大昔のものですし購買はウクライナからですので、ロシア支援にはならないという判断です。

けっこうカチッと挿入できて抜去もスムース。

中華製のコピーもありますが全くの別物品質です。

コピー品はセラミックが釉のような艶があり、安物っぽい外観です。

本物には型番やOTK印が入っています。

端子には何らかの鍍金がほどこされており、銀の硫化っぽい感じがします。

各種メーカ製のZ2bが出てきましたのでご覧ください。

左からシーメンス(メッキ無ピン)、シーメンス(メッキ付ピン)、オウストリ・シーメンス、バルボ、RWN。

 

イエローラベルが剝がれていますがSiemens製の戦後型です。

アルミニウムシェル、底部白色樹脂製。

アノードの板材はかなり厚くスポット個所も多い。さすがに堅牢な造り。

 

ヒータ定格は4.0V、1.6A。

セラミックスリーブ入りではないですが通信用の例に漏れずスロースターター。

 

オウストリ・シーメンス製

戦前型のシーメンス製を踏襲した造り。恐らく戦前に造られたもの。

アルミニウムシェル、底部はベークライト製。

電極サポートはセラミックではなくマイカ、シーメンス製には有るアノード間のサポートは無し。

 

本邦ではあまり見られないバルボ製。

アノードは同軸構造ではなく平行型。ベークライト一体型ベース。

ガラスプローブはムラード製傍熱型整流管GZ33等(CV378,CV1039)の様な細身形状。

 

上部が絞られた特徴的なカソード。(カソードスリーブはかなり太い)

 

DDR時代の球。RWN(Röhrenwerk Neuhaus)製。

真鍮板金、底部セラミック製のベース。このベースは残留応力割れが発生し易いのですがこの個体は大丈夫。

電極構造は戦前型を簡略にした感じです。

 

 

 

整流管の整理中、戦前のSiemens Z2bに目が留まりました。

 

左:一体型モールドベークライト、太直管型外周器、管壁面印字は黒色文字。

右:鉄板板金ベース、底部ベークライト製、細直管型外周器、管壁面印字は白色文字。

左側の方が新しいと思います。欧州系によくある新型の方がデカいというやつ。さらに後期のアルミシェル/黄色ラベルを持つものは管径はこのままで高さが低くなります。

 

戦前型の在庫の大半を占めるのがこのタイプです。

引き出し線はジュメット、まぁ普通の造り。

 

この個体はアノードの引き出し線がプラチナと思われます。

ヒータ線の溶接個所とかステムの電極支柱とか丁寧に造られています。

ラインアンプに使用するREN系傍熱管の稼働試験。

某会合への提出依頼が有りますので、見た目も優先させてちょっとだけ変わった球を使ってみます。

 

タングスラム製 AR4101

外周器の高さを抑える為に極端にアノードをオフセットさせています。

横から見ますと尋常じゃないオフセット具合。

普通の構造を見慣れた目には新鮮です。

本来はスプレーシールドだったはず(ベークライトベースに残渣があります)ですが、管頂にエッチングもあります。

 

テレフンケン製 REN1104

変態的なAR4101に比べてとても常識的。

細身で華奢な感じですが、増幅率10で規格表によると終段管(1926年発表)。

この個体はかなりの初期型。

管頂排気でこそありませんが、管外へプラチナ線で引き出されています。

真空管のストックを整理していたら珍しいブランドが見つかりました。

MULLARD「HL13C」のOEMだと思われます。

 

味気の無い元箱。(左端)

 

外周器の形状も同じです。

 

違いは印字だけだと思います。

国内オークションで珍しい真空管が出品されていました。

フランスMazda製の「PH-PB,100」。

水銀封入量は同時代の他管に比べ少なめです。

 

先端が丸められた特徴的なアノード端子。

 

古典的な電極構造。

 

脱落防止治具用と思われる溝切されたベース。