10月5日(月)神戸の公共交通の問題に取り組んでいこうと「交通問題連絡会(準備会・仮称)の会議を行いました。
粟生線のことや、三宮・ウォーターフロント開発、地域コミュニティ交通、バス路線新設拡充などのいろんな問題に取り組んでいこうと話し合いました。
広くこの取り組みへの参加を呼び掛けて、市民の切実な交通の要望に応えていこうとしています。また、神戸でも「交通基本条例」を制定をもとめて取り組む重要性も話し合われました。
粟生線の再生については、神戸市は「粟生線活性化協議会」に参加していますが、どう取り組むのかもっとしっかりとした計画を立てる必要があります。また、活性化協議会も「官主導」の運営になっているのを住民の意見をもっと聞いて住民参加をつよめなければなりません。
また、神戸では高齢化の進展するなかで、移動困難者が増えていますが、本格的に市民の移動する権利を認めて、交通権を保障するような取り組みの強化が求められていますが、要求をしっかりと運動にして実現することが重要になっています。
さらに、市バス路線の拡充の要求や、農村部や市街地の山麓地域の高齢者のための地域コミュニティ交通を実現することも大きな課題です。
そのほか、敬老パスや福祉パスのこともひきつづきとりくむことも話し合われました。
神戸でも公共交通を整備して「歩いて楽しいまちづくり」に力を入れなければなりません。
この前の神戸市長選挙では「三宮一極集中」でなく、神戸9区がバランスがとれた発展が図られるようにということも、大きな神戸市政の課題となっています。
「交通まちづくり」にむけて、学習会や、シンポジウムにとりくみ、専門家からも応援してもらって、政策提言などをしっかりと市民の側から行うことをめざしてがんばろうと話し合いました。