モビリティマネジメント(MM) | 神戸電鉄「粟生線の会」のブログ

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神戸電鉄粟生線の存続を求めて活動している沿線住民有志の会の「神鉄粟生線を残して」の発信を行っています。

兵庫県の明石市が市民からの福祉コミュニティ交通の要求にこたえて実現した「Takoバス」が、平成26年度の日本モビリティ・マネジメント会議のJCOMMプロジェクト賞を受賞しました。兵庫県下でもこのTakoバスはじめ、住吉台くるくるバスなど、全国でも先進を行く公共交通の実践例が出てきています。
公共交通充実にむけてさらなる前進をめざさなければなりません。
「モビリティ・マネジメント」(MM)とは――
● モビリティ・マネジメント(Mobility Management, 略称MM)とは、渋滞や環境、あるいは個人の健康等の問題に配慮して、過度に自動車に頼る状態から公共交通や自転車などを『かしこく』使う方向へと自発的に転換することを促す、一般の人々や様々な組織・地域を対象としたコミュニケーションを中心とした持続的な一連の取り組みのことを意味します。具体的には、コミュニケーション施策を中心として、様々な運用施策、システムの導入や改善、それらの実施主体の組織の改変や新たな組織の創出などを実施しつつ、持続的に展開していく一連の取り組みを意味します。(日本モビリティ・マネジメント会議のホームページの定義)

● ひとり一人のモビリティ(移動)が、社会的にも個人的にも望ましい方向に自発的に変化することを促す、コミュニケーションを中心とした交通政策(土木学会手引書の定義)

日本モビリティ・マネジメント会議では、毎年日本モビリティ・マネジメント会議を開催して全国のすぐれた取り組みに、JCOMMマネジメント賞や、JCOMMプロジェクト賞、JCOMMデザイン賞、JCOMM技術賞などを発表しています。