薬剤師まさのりのぼやき -22ページ目

薬剤師まさのりのぼやき

薬剤師だって人間だもの

トイレに非常呼び出しボタンを設置することになった。
座った位置と、転倒した場合を想定して床付近にそれぞれ1個ずつ。
見積もりに来た電気屋さんも交えて取り付け位置を検討する。

具体的にはどこに設置すべきか?
付けるからには実用的な位置でなくては。

電気屋さん、実際に便座に座って手近な壁に触れた。
「一つはココですねー」
ここは即決。
さらに電気屋さんは便座から立ち上がりつつ「うっ」と苦しみの演技をしつつバタリと床に倒れて必死に壁に手を伸ばし…
「もう一つはこの辺ですかねー」

大☆熱☆演であった。

自分が使ってるときに限ってホッチキスの玉切れが起きる現象に誰か名前をつけてくれないか
世の中の信用ならない言葉の数々。

行けたら行くわ
俺たち友達だろ?
こちら側のどこからでも開けられます
etc. etc.……




ちな薬局バージョンはこちら。

残薬はありません
きちんと飲んでいます
併用薬はありません(←併用薬は以前と変わってません、というバージョンもあり)
副作用はないよ

こういうのを上手に聞き出すコミュ力が欲しい……。
上手い人はスゲー上手いんだよね。


あと、こういうのもある。

お薬手帳、もう一杯になったよ(←5、6ページかそれ以上残ってる)
「お薬手帳お持ちですか?」

「大丈夫です」



なんだよそれ意味分かんねえよ持ってんの? 持ってないの? 忘れて来たの? 最初から要らないの? それとも持ってるけど出したくないの? ねえどういう意味?
紙めくり用の指サックを1個キープして白衣のポケットに入れている。
処方箋の束から探し物をするときを始め、様々なシーンで欠かせないアイテムだ。

それが先日気づくと無くなっていた。

シャチハタを取り出すときに一緒に飛び出して、そのままどこかへ転げていったらしい。
探し回ると明らかに自分のじゃない持ち主不明の指サックを発見したので、そのまま保護という名の横取りをした。
なあに元の持ち主だって別のところから他の指サックを発見、保護していることだろうよ。
指サックは店内の回りものなのである。

そうして何日か経った頃、クリーニングから帰ってきた白衣を開封して驚いた。
普段とは違うポケットに件の指サックが無傷で収まっていたのだ。
この時の僕の気分は駮に再会した頑丘さながら、
「……よく……、無事で……」
感無量であった。

結果的に現在2個所有している。誰かが探していれば1個差し出すつもりはあるが、誰もそんなそぶりを見せない。早々に捜索を打ち切って文具棚から新しく出してきちゃったんだろうなあ。