君が言ってくれた 「あなたは優しい人」 だからって言葉


僕は誰にでも 優しくしてしまって

僕が誰かに嫌われるのが イヤなのかもしれない

僕が正義だと 誰かに見せたいのかもしれない


君に「裏切り者」と言われたって 僕は誰かを助けに行くだろう

僕の大事な親友が 「卑怯者」と言っても 僕は君を助けに行くだろう



僕は僕にできる 最善を尽くしているだけなのに

どうして誰かが傷ついてしまうんだろうか


僕はその業を償うとすれば 全てを償うと覚悟はできているんだろうか

臆病者風吹かせたあいつとは違う

私を形容している この体は

ただの肉の塊だと 誰もが知っている


この体が 私の全てだと

あなたはそう思うんでしょ?


この容器は私じゃないし 私の全てを表現するには

醜すぎて 不足している



私の全てを知りたいのなら あなたはその体を捨てて

正しい眼で 私を見て


あなたはこの体で 私を判断して満足している

私もこの体が 私だと思い込もうとしているの


私は私の道を行きたいのに 私が私の道を阻むの

私は私の道を行きたいのに 私が私の道を歩むことを許さない


ただ一歩を踏み出したいだけなのに その一歩が私の恐怖なの




歩もうとする私の背中を 誰かがそっと押してくれるのを待ったって

私の手を引いて共に歩もうとする誰かもいない



私の道を知るのは私だけなのに 私は私が歩み始めるのを待っている

ねぇ おかしいでしょ





神様 私の道を知っているのなら 私の明かりになってください

神様 私の道を知っているのなら 暗い道を照らしてください


暗闇をさ迷い続けることに疲れました




神様 私が一歩を踏み出す勇気をください




恐怖に負けた私の言い訳なんて聞かないで

言葉を超えた勇気を いま


君が帰ってきて 

僕に別れを告げた


「自由になりたいの」



僕は君の翼になれなかったのだろうか



君を繋ぐ鎖を断ち切ろうとして

鎖が僕だってことに気づいてしまった



もう戻れない


君が自由に飛べた日のこと

僕が翼だと思っていたこと



君のことが好きだったこと

僕はずっと君と居たかった

僕がチカラになれると思っていた

君を守りたかった

君のそばにいたかった



僕だけが君の全てだと思っていた

蒸し暑い夏の夜、君は別れを僕に告げた


『あなたじゃないの』


僕は小さく目を逸らした



夏に鳴く蝉は無音で、静かにささやく




君を忘れられないまま いたずらに時が経ち

今でも君の顔だけが浮かぶ 日の沈んだ帰り道



君の笑顔は今でも 僕の胸に小さな火傷を負わせる

君の幸せを願っているよと 小さな僕はそう言った



ただ君の側にいることだけが 僕の幸せで

君はどう思っていたんだろうか



明るい黄色の丸い電球は 君を照らしているだろうか

どうせなら神様 僕の心も照らしてくれないか



全てを受け止めて


全てを流していく君が好きだった




そんな真っ白な君は、いつも決まった人だけの全てを流していく


「場所が違えば、子供でも男でも女でも老人でも関係ないよ」



そう言う君の強さが、僕は好きなんだ。





いつになれば君のようになれるのか。


なりたいような、なりたくないような。





そんなこんなで、今日も君に会いに行く。

毎日会いに行く。

場所が違えど、君はいる。




君はお姫さまだから、誰からも必要とされる。

こんな世の中だから。