こんにちは。
神戸きものリメイクです。
叔母から頂いた着物を日傘にリメイクしました。
若草色のムラ染めが綺麗なお着物でしたが
着る事ができないので日傘に。
日傘の骨はどうしようかと、迷いましたが
日本紐釦(ニホンチュウコウ)さんの竹の持ち手の日傘に。
親骨の長さ(中心の軸の長さ) 約45.5cm
開いた時の直径 約80cm
親骨の材質はアルミ製 で
持ち手と石突(傘のてっぺん)は竹 で
クラッシックな日傘の骨です。
日本紐釦さんの日傘の骨の良いところは
中心のアルミの軸がスライドして伸ばせるところです。
全長は 約62cmとコンパクトなんですが、
スライドして伸ばすと約71cmまで伸びます。
日傘を差す時には 差しやすい長さになり、
トートバッグにも収まる長さになるので
長さの調節が出来ておすすめです。
日傘は
着物半身とお袖1枚で作れます。
解いた後 水洗いし、アイロンをかけておきます。
裁断は 本体パーツが 全部で8枚。
天丸とベルト、菊座のパーツが各1枚ずつ 裁ちます。
本体パーツは二等辺三角形を少しカーブさせて縫い代1cmで裁断し
裾は三巻のステッチをかけます。
てっぺんは少し開けて
中縫いはロックで、袋縫いにして仕上げます。
天丸には 芯地を貼っておき
日傘の先が通るくらいの穴を開けておきます。
菊座は バイヤスで裁断し、
輪になるよう縫い合わせて
半分の幅に折ってグし縫いし、円形にしておきます。
ベルトは細く折りたたんでステッチをかけ、2つに折り
ボタンの穴を輪になるように縫い留めて
本体生地に縫い付けます。
ここまで出来たら
本体生地に付属の露崎を取り付け
日傘の骨に留め付けます。
仕上げに
99%紫外線防止のスプレーを
たっぷり噴霧したら
世界にひとつ
オリジナル日傘の完成です。
手作りした日傘を初めて開いた時は・・・・。
作った人には感動です!
着て行く出番がなくなり、
タンスにしまったままのお気に入りの着物。
日傘にリメイクしてみませんか?
次回は
日傘に使える着物のお話を(^^)
※神戸でお教室を主宰しております。
日傘や着物リメイクの洋服のオーダーも承ります。



