福祉住環境コーディネーター神戸リビングケアKRKの山下智砂子です。おはようございます。今日もすがすがしい朝ですね。一日頑張って参りましょう~。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆ 左片麻痺の方の段差解消とは ゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
●事例
・Aさん 女性 78歳
・脳梗塞後の軽度の左片麻痺による歩行困難です。
・改善前のADL:杖歩行で自立。→しかし転倒の危険あり。浴槽への出入りが不可
・介護認定:要支援
・介護の状況:なし。別居の娘がたまに訪問
・住宅状況:賃貸・鉄筋コンクリート造5階建て1階 築30年
◇改修の動機
・Aさんは脳梗塞で入院しその後軽度の左片麻痺が残ってしまいました。以前より小さな段差につまずく
ことが多くなりました。
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Aさんは、独居なので転倒を恐れています。身体能力はそれほど低下していませんが、つま先を上げる
動作が上手く出来なくなっています。→先に右足で段差を超えても麻痺のある左足が残ってしまいます。
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ところが!!賃貸住宅なので間取りの変更や敷居の撤去などは困難。そこで福祉用具の出番です!
◇居間である和室の敷居にすりつけ板と合わせて手すりを取り付けます。
◇入浴動作は手すりの取りつけや適当な入浴補助用具の導入により自立できる。
→タイル床の滑りをなくし転倒時の怪我を防ぐために洗い場に衝撃吸収マットを敷き詰めることで
安全に入浴できる。
◇トイレへの出入りを安定して行たいのですが扉はひき戸に替えるスペースがなく現状の開き戸
のままです。→このためトイレ内をかさ上げしてまたぎ段差を単純段差にして便器の高さを調節する
ことと手すりを取り付けた。
◇◆次回は関節リウマチの方の入浴の質の向上を考えます。
神戸リビングケア 代表 : 山下智砂子
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