神戸市中央マンション交流会 オフィシャルブログ

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民間任意団体である神戸市中央マンション交流会の活動やセミナーの報告とともに日々の雑感を綴っていきます

神戸市中央マンション交流会の広報担当(自薦)の八百狸です。



神戸市中央マンション交流会は、民間任意団体として発足し、会員の会費のみで運営しています。



行政、管理会社、施工業者に媚びない、独立独歩、本音の話を基本として、管理組合及び住人の側に立った管理組合の運営、大規模修繕工事の進め方を学習しております。



会員には、マンション管理組合の役員、マンション管理士、一級建築士、建築施工管理技士が所属し、マンション管理全般、大規模修繕工事の勉強会や見学会、セミナーを開催しております。(会員限定の時もあります)



マンション管理、管理組合の運営、大規模修繕工事の進め方、他マンションに関する相談がございましたらお気軽にご相談ください。



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ご無沙汰しております。

神戸市中央マンション交流会の広報担当の八百狸です。

今回は、1月30日の大規模修繕工事の勉強会の記事に届いたコメントに対する当会会員からの返信がありましたので、掲載します。

 

なおこのコメントへの返信は、詳細が不明のため一般的に考えられる事例を想定したものであり、本件に必ずしも合致するものではありません。

そのため参考程度にお考えください。

当会としましては、お近くのマンション管理士等にご相談することをおすすめいたします。

 

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いただいたコメントの内容


外壁修繕にのっかった外壁変更
実際に役立つ実例、情報をありがたく拝見しております。
私どものマンションでの問題は、理事会が、外壁変更を強引に決めてしまおうとしていることです。
現状はタイル貼りですが、理事会は、マンション施工者から提案されたHという吹付塗装へ変更したいのですが、今の時点での工事の必要性や正確な工事内容について説明はなく、見積書も明らかにされません(相見積もりもしていません)。
先日、臨時総会が開催されましたが、定足数不足でした。
すると、すぐさま2回目の臨時総会が予定され、今度は1軒ずつを訪問して出席票の提出を促すこと、また、議決権の集計は非公開でやることを、定例理事会で決めたそうです。
理事会の強引な様子を見ていると、何か思惑があるのか?と思えるほどです。
外壁を変更するならするで、住民の利益になるような工事なのか、確認できるようなアプローチがあれば、お時間あるときでかまいませんので、ご見識をお伺いできれば幸いに存じます。

     

 

当会会員からの返信

1.
築後何年経過のマンションであるのかが不明ですので、現状の外壁タイル貼りをHという吹付塗装への変更の理由がわかりません。
(現状の外壁タイル貼りのタイルの剥落、割れとか、浮いているとかで状態がかなり悪いために、タイル貼りから吹付塗装に変更した方がコストが安くなるための変更なのでしょうか?不明です。)
 
     
2.
理事会の対応も不可解な点が多いですね。
工事内容の説明もなく、工事金額の見積書も公開しない、相見積もとらない等となれば、理事会の一部の役員とマンション施工会社との間に何か思惑があると、疑義を持たれても仕方がないですね。
 
     
3.
理事会で臨時総会での議決権の集計非公開決議は問題です。
今回の外壁タイル貼りから吹付塗装への変更は、下記の通り、その外壁形状の著しい変更を伴うものであるため、組合員総数及び議決権総数の四分の三以上の賛成を要します。
 
区分所有法の第17条(共用部分の変更)で共用部分の変更(その形状又は効用の著しい変更を伴わないものを除く)は、区分所有者及び議決権」の各四分の三以上の多数による集会の決議で決する。
標準管理規約の第47条(総会の会議及び議事)で次にの各号に掲げる事項に関する総会の議事は、組合員総数の四分の三以上及び議決権総数の四分の三以上で決する。
二 敷地及び共用部分等の変更(その形状又は効用の著しい変更を伴わないものを除く。)
 
理事会は特別決議(四分の三以上の賛成を要す)をクリアーするのが難しいと分かっているため、集計非公開にしたいのだと推測致します。
 
     
4.
「外壁を変更するならするで、住民の利益になるような工事なのか、確認できるようなアプローチがあれば」とのお尋ねですが、貴マンションの外壁の状況を見てみないと何とも答えられません。
言えることは、複数の施工会社等に現況の外壁タイル貼りの調査・診断をしてもらうことが大事だと思います。

 

 

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コメントへの返信ありがとうございます。

神戸市中央マンション交流会では、大規模修繕工事、マンションの管理組合運営について知識を深めるためにも皆様のご参加をお待ちしております。

またマンション管理、管理組合の運営、大規模修繕工事の進め方、

他マンションに関する相談がございましたらお気軽にご相談ください。

 

神戸市中央マンション交流会の広報担当の八百狸です。

当会の会長より、『
団地のエンディング(2)』の投稿がありましたので、掲載します。

 

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団地のエンディング(2)
 
  
2月18日(日)のT団地での講演のもう一つの話は”二つの老い”についてでした。
建物の高経年化・老朽化と居住者の永住志向による高齢化によるマンションの下記4つの選択肢について話をさせて頂きました。
  
  
①しっかりと建物と設備のメンテナンスをし、建物の寿命を延ばし住み続ける

これについては、高齢化による役員のなり手不足等に対応するためには、単なる従来の「管理」から「経営的思考」への転換・発展が望まれる   
 

②建替える

これは、建替えがスムーズに運ぶには、駅に近く、容積率に余裕があり、敷地もひろくデベロッパーにとって魅力ある立地条件でなければ、難しい  
 
  
③何ら金もかけずに放置し朽ち果てるまで住み続ける

そしてこの場合には、居住者の高齢化が進み、役員等のなり手がなくなれば、空き室等により管理費等の徴収もままならず、修繕積立金も無きため、メンテナンスもできなくなり、スラム化や廃墟となり社社会問題となる。

      
④建物を解体して敷地を売却する

最後の選択肢。
建物を解体し、更地にすれば売却しやすく、敷地の有効利用にも寄与する。
建物の解体費=建物の葬式代を管理費、修繕積立金とは別途積立てはどうか?
  

  

建替えの動機、気運は何かの大きな外部要因(災害等により、共用部分が大きく損なわれ、補修費用が多額を要するとか、空室が増え防犯・防火上に問題が生じた等)の発生を要す。

平穏時にはなかなか一歩踏み出せない。

その意味からすれば、マンションの寿命を設定しておけば、建替え検討開始時期の目安、判断が立てやすいと思います。
 
  
マンション(共同住宅)は何かの縁があり、年齢やライフスタイルや価値観の違う居住者が一つの屋根の下で暮らしている。

団地の場合には、長年の自主管理により培われた「人の和」と「自分たちの建物だ」という意識が単棟型のマンションよりはるかに高い。

”二つの老い”のマンションは居住者の高齢化によって、管理運営への活力がなくなり将来への方向を巡る合意形成が難しい状況になってはいるが、私有財産であるがため、居住者全員が建物と自分たちの将来を継続して考えざるを得ないのではないでしょうか?
 
 

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投稿ありがとうございます。

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団地のエンディング』の投稿がありましたので、掲載します。

 

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団地のエンディング
 
  
2月18日(日)は寒くなく快晴でした。
 
10時開催のT団地の勉強会に講師として団地内の会館を訪問致しました。
 
バス停から会場までのT団地は築後45年とはいえ、建物はよくメンテナンスをされているように見受けられました。
 
会場には団地住民の方が14名位と行政、コンサル会社関係者が7名と私の22名位の参加者でした。
 
  
テーマは「団地のエンディングを考える」では、私自身のマンションでかかわった事とマンション交流会で関わった色々な方との”二つの老い”についての私の偏見と独断の話を約30分間させて頂きました。
 
講演の中心は「60年居住宣言」と「二つの老い」への対応」でした。
 
  
「60年居住宣言」は私のマンションでの事例を話した。
 
平成22年(2010年)の設備の大規模修繕工事に当たって、すでに33年を経過したマンションであるため、経年マンションの場合には、修繕か建替えかで意見が分かれ、事が運ばない旨をよく聞いていたので、判断基準として、自身のマンションの寿命を60年と設定し、臨時総会に上程した。
 
結果は28名の内26名の組合員の賛成を得た。
 
  

「60年居住宣言」のもう一つに動機は、60年の折り返しの時点でもあり、居住者も65歳を超えた方の多くなり、女性の一人住まいの方も多くなったので、居住者それぞれの将来の生活設計を見直すいいキッカケにもなるとの思いで、この宣言をしたのであります。
 
  

60年の根拠は、学術的にRC造り(鉄筋コンクリート造り)のマンションは60年~70年の耐久があると言われているからであります。
 
このマンションの寿命を無期限から有限にすることによって、何かにつき判断がしやすいので、評価を得、受け入れられると自負していましたが、何らの問い合わせも、評価もこれまでありませんでしたが、昨日、初めて聴いてもらえる機会がありました。
 
講演後のワークショップでも「●●年居住宣言」で活発な意見、感想を聞くことが出来、良き一日でありました。
 
 
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投稿ありがとうございます。

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