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天才に接近すると、集中力が中途半端ではありません。
例えば、コンピューターのプログラムを組む際に、バグ(プログラム・ミス)を
生じると、
「どうやったら、このバグが解決できるのかなぁ?」
と、一日中、そればかり考えています。
元論、食事中でも食べながら、そればかり考えています。
私が制作したコンピューター・ゲームのピンボールランドは、半年間で
アセンブラを覚え、ピンボールランドの制作計画を考え、それで、
25歳・26歳の2年間でプログラムを行いました。
その際に、何十回もバクに悩まされましたが、どうにかポニーキャニオンで
販売されました。
でも、そのバグに悩まされても、気分は充実でした。
何故かと言いますと、考えされましたし、強い集中力が必要でしたからです。
その気分は、味わった者しか分からないものです。
それが分かるなら、その人は天才でしょう。
幼児の頃は、誰でも好奇心旺盛らしく、不思議だと思うと、直ぐに、両親に、
「これ? 何でこうなの?」
と質問沙汰に出て来ます。
しかし、段々と歳がたつにつれ、好奇心旺盛が薄れて行き、仕舞いには、
「・・・」
となって、当たり前となり、何も感じずに好奇心旺盛がなくなってしまいます。
しかし、天才は大人になっても、好奇心旺盛で、更に老人でも、好奇心旺盛です。
このようになるには、常に、
「なんだぁ? これは?」
と不思議がることです。
これが毎日のように起こせれば、それを追求し始めるので、自然にノーベル賞の
数も増えるはずです。
これが幼児の頃から習慣になれば、老人になっても問題なく、不思議を追求します。
それも、中途半端でなく、徹底的に行うと言う習慣を身に付けるのです。
これができれば、天才になれるのです。
分かりますか! 若い人なら、まだ間に合います。
天才の道へ・・・。