ついに放送日が近づいてきました。
ラルフさんとともに、
映画「ウルルの森の物語」の主人公のモデルになっている
野生動物専門の獣医師、斎藤慶輔先生に会いに行ったのが
10月末のこと。
先生は、事故で傷ついた野生動物の治療や、
野生に帰すためのリハビリを行うだけでなく、
検死や解剖も行い、事故の原因をつきとめて
再発防止のための対策、活動を行っています。
絶滅危機にある、
鳥類食物連鎖ピラミッドの頂点に君臨する猛禽類。
そんなワシやタカ、フクロウが傷つき、死亡し、絶滅の危機にあるということは、
生態系のバランスが崩れ、私たち人間の生活にも大きな影響を及ぼすのです。
希少で、その姿を見られる機会の少ない猛禽類たち。
遠い存在のように思えます。
リハビリを行っている鳥たちを見ることができました。
鋭い目、鋭いくちばし、鋭い爪、
傷ついてケージに入れられてもなお、
近づきがたく誇り高い姿を保とうとしています。
遠い存在に思える本当の理由を、その気高い姿にみたような気がしました。
そして、
治療、リハビリを行いながらも、
距離感を保ち、鳥たちに敬意を抱く先生の目は
まっすぐ澄んでいました。
先生の案内で入った、野生動物の棲みかの森で、
思いもよらない出来事が・・・・!!!
斎藤先生の生き方、誇り高い猛禽類、本物の森の姿、
そして、新たな環境問題の気づきに
強い衝撃を受けた取材でした。
『NEWS ZERO 特別版
小林麻央が北の大地で見た実録!!「ウルルの森の物語」』
(日本テレビ系列、13時30分~)