脇の汗染み（黄変）

お久しぶりです。忙しさにかまけて更新を怠ってました。明後日は１１月２２日「いい夫婦の日」と言う事もあり、たくさんの挙式が予想されます。しがたいまして、来週はブライダル衣装のクリーニングは今年最後のビックウェーブ到来です

さて、今日は脇の汗染みの黄変抜きを紹介します。脇の汗ジミはドライクリーニングでは、ほぼ落とすことはできません。目に見える付いたばかりの汗染みであれば、水洗いや簡単な染み抜きで落ちますが、月日が経ち黄変した汗染みは、それでは落ちません。
ここで言う黄変とは付着した物質が酸化して変化したシミのことで、分かりやすく言えば皮をむいたリンゴをそのまま放置してると表面の色が変わりますよね、これが酸化です。


写真では分かりずらいですが、結構な黄変です。
これを漂白しましたが、チュールが邪魔をして漂白剤がなかなか浸透しません。バキュームを程良く効かせながら漂白しました。


諦めかけてた脇の汗染み。とくにオフシルクのドレスに多いですよね
当社にお任せ下さい

バルーン

奇麗に仕上げた高級シルクのウエディングドレス。
風合いを大事にされてるお客様に、できるだけ美しい状態で納品するにはどうすればよいのか？
とくに搬送の際にはどうしても風合が崩れてしまいます。
何か良いアイデアはないのか・・・
そしてアミューズメントのＵＦＯキャッチャーで獲得したぬいぐるみをバルーンラッピングするというイベントサービスからヒントを得ました

当社では、風合を大事にされてるお客様には、ドレスをバルーン状態にしてお届けしてます。
結構、好評ですよ

ウエディングドレスクリーニング＋バルーンラッピング納品（当社配達可能エリア）は５，０００円より承っております。
※但し、別途染み抜き料金が必要となる場合がございます。

まだまだです

一般のクリーニング店から依頼のあったウエディングドレスです。普通にドライクリーニングできる化繊のドレスでしたが、レースに不明な染みがありましたので、恐らくそれが当社に依頼された理由でしょう。

これがなかなか取れない。結局、親父に頼る事に・・・。親父クラスの染み抜き師は、自分で染み抜き剤を作ります。化学に強く理論も熟知してるので、サクサクっと染み抜き剤を作ります。今回も、酢酸アミルをベースにオリジナルで調合した染み抜き剤で、まずは固形物を除去します。

仕上げに、残った色素を除去します。

悔しいけど私自身、まだまだ本物の染み抜き師ではないですね。
家庭で使われてる漂白剤等は、事故が起きないように作られてます。一般のクリーニング店で使われてる染み抜き剤、これも家庭用よりは優れた業務用で、いわゆる万能型。達人クラスになると物足りません。
そんな達人を目指すために私が通ってるのが
「１ｏｎ１」染み抜き教室です。
我社でも、祖父が染み抜き教室は開いてますが、それは一般のクリーニング店を対象とした教室でありまして、私が通ってるのは、より上を目指すための教室です。また、親父に習うだけらなばそれ以上の向上は得られません。
ホント、まだまだっすね！
日々精進します

タキシードに付いたインクの染み抜き

「シミが取れなかったら直ぐに連絡を下さい」
とお客様から承ったタキシード

シミが取れなかったら、ほかのタキシードを直ぐに用意しなければならなかったのか？あるいは、ほかの業者さんに依頼するのか・・・。

ポジティブに考えますか

真鍮磨き

仏壇のクリーニング。
仏壇の光りものって、真鍮が多いのではないでしょうか。一般的に難しいと思われます。
それを、クリーニング？？？って表面をピカールで研磨して、その後は・・・。
磨かせたらオヤジも負けません！勿論、プロにはかないませんが。
何せ、荒波の潮を浴び、青サビだらけになった、艦船用の消火用万能ノズルを磨いてましたので・・・。
真鍮を磨いて、光った。それ以上の光の出し方を知ってますからね
しかしながら、当社は仏壇系のクリーニングは行っておりません。と言うより出来ません。ただ、真鍮の磨き方だけは、アドバイスできますよ