セブンイレブンのコピー機は多機能だ。
2ページを1枚にまとめてプリントできたり、小冊子も作れたり、
USBメモリやスマホからもプリントアウトできたりと、
確かに便利といえば便利なんだけど、
使い方がよく分からんっつーの。
店員に聞いてもまずダメ。
運良く古株の詳しい店員がいればいいが、大抵は無駄に時間ばかり食って何も分からず。
プリント失敗分のお金だけ払って、のこのこ帰る羽目になる。
じゃあセブンイレブンのサイトで使い方を予習していけば良いじゃないかって?
ところがこれがまた、そのサイトの説明が手抜き過ぎて見ても理解できない。
まず説明画像がこれ
小さすぎて見えん。
視力3.0以上は必要だろ、こんなの理解できるのはマサイ族ぐらいだぞ。
拡大してもボヤけるだけで何にも解らんし。
そして説明を端折りすぎ。
始まりと終わりのみ、詳細設定の場面には全く触れず。
寅さんが柴又に帰って来るや否や、いきなりマドンナにフラれてヨレヨレになって柴又駅から電車に乗って旅に行っちゃったーみたいな。
まだオープニングの歌も終わってないよーって。
タコ社長とケンカしたり、さくらに説教かまされて不貞腐れたり、満男の泣き言をヘラヘラ酔っ払いながら聞いたりするシーンもちゃんと入れてくれよ。
どうせ見ても分からないと思うけど一応→セブンイレブンのコピー機の説明ページ
なのでここで詳しく説明しよう。
でもコンビニのコピー機の説明画像がネット上にほとんど無いんだよね。
サイズが小さすぎるか、人様がコンビニで直接撮った物しか無い。
人様の画像を勝手に使って後でヤイヤイ言われるのもあれなんで、自分で撮ってきた。
はぁ、超めんどくさかった、プンスカプンプン。
だが撮ってきたはいいが、画質が悪くてほとんど文字が読めず。
仕方ないから手間暇掛けて片っ端から補正しまくり、はぁ、メガめんどくさかった。
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今日は災害時お役立ち情報のプリントアウトの仕方の後編
前編をまだの人はこちらを↓
災害お役立ち情報はプリントアウトしておこう① 情報をUSBメモリにコピーするまで
まずは全工程のおさらい。
[1] 災害時お役立ち情報をワードファイルに書き記す。
↓
[2] ワードファイルを名前を付けて保存。
↓
[3] ワードファイルをPDFファイルに変換する。
↓
[4] そのPDFファイルをUSBメモリにコピーする。
↓ ―――前回はここまで―――
[5] コンビニのコピー機でUSBメモリからプリントアウト。
↓
[6] プリントをクリアファイルに入れる。
では工程[5]から。
[5] コンビニのコピー機でプリントアウトする。
白黒コピーが10円、カラーが50円。
コピー機の料金投入口は札が使えないから、あらかじめレジで小銭に崩しておいた方がいい。
コンビニでコピー機の画面表示に従って操作しても、途中で戸惑うこと間違いなし。
というのも画面に表示される選択肢の言葉が理解しづらい。
もうちょっと分かりやすい言葉を使ってくれよ。
用途によってプリントの詳細設定も変わるが、ここでは以下の用途に合ったプリントの仕方を解説する。
「A4のクリアファイルに入れるカラー両面印刷のプリント複数ページを、USBメモリから印刷する」
条件キーワード。
USBメモリ、A4、カラー、両面印刷、複数ページ。
コピー機のタッチパネル画面。
「プリント」をタッチ。
プリントの種類選択。「普通紙プリント」。
使用同意書。「同意する」
メディア選択、「USBメモリ」
静電気除去マットに触れたら「確認」
USBメモリをセットしたら「セット確認」にタッチ。
プリントの種類を選択。「ふつうのプリント」
ファイル選択。プリントしたいファイルを選び「これで決定」
プリントする範囲を選ぶ。
「すべてをプリント」または「指定したページをプリントする」。
今回は「指定したページをプリントする」でやってみる。
プリント開始ページ「1」~終了ページ「4」、プリント枚数「4枚」
基本設定の画面。
ここからがややこしいのでじっくり解説する。
選択は以下の通り。
カラーモード:「フルカラー」。
用紙サイズ:「A4」。
ちょっと小さめ:「しない」。
小冊子 : 「しない」
「2枚を1枚/両面」をタッチ → 詳細設定画面に移行。
とりあえずここまでの画像
最後の「2枚を1枚/両面」と「小冊子」、ここが最難解。
まずこれらの項目を「する」にするとどういう状態に仕上がるのか、いまいち分かりづらい。
「両面」とは表面に1ページ目、裏面に2ページ目を印刷すること。
イメージはこんな感じ。
「長辺とじ」と「短辺とじ」のどちらかを選択する。
これは用紙の向きは縦か横かということ。
クリアファイルに入れるなら、縦向きの長辺とじが良い。
「2枚を1枚」とは、用紙の1面に2ページ入れるということ。
今回は不要。
イメージ
「小冊子」とは、文字通り小冊子を作るための印刷。
用紙を重ねて二つ折りにし、折り目でとじて本を作る。
この場合、ページ配置がややこしくなる。
今回は不要。
イメージ
「2枚で1枚/両面」をタッチすると詳細設定画面に移行する。
詳細設定では以下の選択をする。
2枚を1枚:「しない」。
両面:「長辺とじ」。
「これで決定」
基本設定の画面に戻る。
画面右端の「両面」の下の「しない」が「長辺とじ」に変わっていることを確認し、「これで決定」。
部数と支払方法選択。
各ページ1枚ずつでいいなら「1部」。
各ページ2枚ずつプリントするなら「2部」。
画像左、黒枠のアップ。
ここでプリント設定の最終チェック。
支払方法は現金かnanaco。
ここで支払いを済ませてから「プリントスタート」にタッチ。
↓
プリント終了。「メディアを取り出す」にタッチ。
が、ここで痛恨のミス。
「メディアを取り出す」ボタンが見切れてしまった。たぶん画面の下にある。
USBメモリを抜く前に、「メディアを取り出す」にタッチを忘れちゃだめだよ。
パソコンから抜くときと同じで、いきなり抜いたらファイルが破損するよ。
この画面が出たらUSBメモリを取り外してよい。
USBメモリを取り外すと、画面右上に「終了」ボタンが表示されるので押す。
これで完了。
ではコピー機の作業手順のまとめ。
タッチパネルの最初の画面から、
「プリント」→「普通紙プリント」→使用同意書「同意する」→メディア選択「USBメモリ」
→静電気除去マットに触れる「確認」→USBメモリセット→USBメモリの「セット確認」
→プリント種類選択「普通のプリント」→ファイル選択
→プリント範囲選択「すべてをプリント」or「指定したページ」→基本設定選択画面。
基本設定 :
色「フルカラー」・用紙サイズ「A4」・ちょっと小さめ「しない」・小冊子「しない」。
「2枚を1枚/両面」にタッチ→詳細設定の画面に移行。
詳細設定 : 2枚に1枚「しない」・ 両面「長辺とじ」。
「これで決定」→基本設定画面に戻る
→基本設定「これで決定」→枚数「1部」→支払い方法「現金」or「nanaco」
支払いを済ませてから「プリントスタート」。
→プリント終了「メディアを取り出す」→USBメモリを取り出し画面右上の「終了」を押す。
この作業手順のまとめをコピペして、メールで自分の携帯に送っておけばいいよ。
そしたらコンビニでコピー機を操作中に迷ってもすぐ見れるでしょ。
今回はUSBメモリからのプリントアウトのやり方を解説したが、スマホを使っても同じことができる。
スマホからのやり方は、コピー機メーカーの富士ゼロックスがユーチューブに動画を挙げているので、これを観て自分でやってくれ。
それから、最初から全ページをプリントするんじゃなくて、試しに2ページ分(用紙1枚分)だけをやってみた方が良いよ。
いきなり全ページやって失敗したらもったいないでしょ。
例えばいずれかの項目での選択ミスで裏表に同じページがプリントされてしまうこともある。
カラープリントは1ページ50円、20ページだと千円、これを失敗するとかなりイラっとくる。
では次はいよいよ最後の工程。
ん?最後の工程?
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・
ラストエンペラー・・・・・なんつって。
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[6] プリントをクリアファイルに入れる。
まあ普通に用紙を重ねてホッチキスで綴じても良いんだけど、紙がボロボロになったらまたプリントするのが面倒でしょ。
だからクリアファイルに入れることをおススメする。
クリアファイルはA4-20枚用が丁度良い。
避難リュックに入れる用としてこういうのも便利。
二つ折りクリアファイル、コンパック。
A4サイズのプリントを二つ折りで収納するA5サイズのクリアファイル。
収納時はA5サイズで、展開するとA4になる。
ポケット数10枚。
ホームセンターで約600円。
最後にジップロックに入れて防水し、避難リュックに入れて完了。
これならネットに不慣れな年配の親戚にも配れるでしょ。



























