身近にお子さんが産まれたとか、お孫さん誕生とか聞くと昔の事を振り返ったりします
ついこの間のようであり遠い昔のようであり、心は年取らないので過去の記憶や現在を自由に行き来できます。
夢をみているときも子供だった自分になってますよね。
私が2人目の出産病棟で出会った真向かいのベッドに居る彼女は3人目の出産でした。
彼女のベッドの回りはいつも家族の人たちで賑わっていた。
差し入れも沢山なもんだから、私までご相伴にあずかる。
3人目を産んだばかりの彼女は既に4人目もどうしようかなぁなんて話し声が聞こえる…
…すごいなぁと思いました。
二人目出産の後産の酷さと言うのか、1人目よりお腹が痛くてうずくまっていた。
ご飯も喉を通らないほど…
既に先に誕生している子供達と楽しそうに、両親や義両親旦那さんと賑やかな真向かいの彼女をみていました。
上のお嬢ちゃんと小さなお兄ちゃんが、(ママ、ママ)甘えている姿に娘はどうしているか?と…
長女と初めて離れたのがお産入院していた7日間…寂しかったですね。入院3日目に夫と公衆電話で話しをていたら、娘の声が聞こえた…
夫『娘と話す?』
と、いう夫
私(『え~!』)と思いました!
赤ちゃん娘『ママ…ママ…どこ?』とい言われ…
もう涙腺が崩壊して以降何も喋れませんでした。
会うと娘が寂しがるから病院には連れてこないでほしいとお願いしていました。
別れ際に、ママ…ママってなるのがわかるから。
が、電話越しのママ…ママという声で涙は止まらず会いたい気持ちが爆発し、
電話を切ってからも寂しくて…
退院直後、娘に会うのを楽しみにしていたら…
赤ちゃん娘『ダレ?』みたいな表情
こんな想像
ママ!
◯◯ちゃん!
ちょっと拍子抜け💧感動的な再会を期待していた自分が恥ずかしくなりました。
きっと義実家や夫が寂しくないようにサポートしていてくれていたのでしょう。
お義母さんも仕事しながら娘の世話をしてくれて、食事、オムツ、お風呂、洗濯、遊び相手、当時は義実家の有難味とか留守の間の娘の世話は当たり前にお任せしていたので深く考えていなかった。
それにも増して産後の食事も自宅まで運んでくれて、よく考えれば有難い環境であったと気付きました。
その後、町の何処かでお腹の大きい同室だった真向かいの彼女とばったり会いました。あら!4人目!