いつもご訪問くださり、ありがとうございます🙇







前回からの続きです…


友人をMさん
同僚さんをFさん
とします。



子猫ちゃんたちを保護して一週間…やっと風邪症状が落ち着いてきたということで、Fさんのお宅へお邪魔しました。
到着して、保護部屋に案内されました。

そこにはケージが2つ。

子猫ちゃんたちは黒猫ちゃんばかり3匹なのに、別のケージに見覚えのない少し大きい子猫ちゃんがいました。


MさんはFさんの上司になるので、
「Mさんにお話しないとって思ってたんですが、バタバタしてて言えなくて…実は黒猫ちゃんたちを連れて帰る途中、道の真ん中をフラフラと歩くこの子を見つけて見てたら倒れたんです。それで車を停めて、捕まえてしまいました…💦すぐに掴めたんです。」



猫ちゃんが増えちゃった…滝汗


一週間言えなかったらしいです。
でも、私たちは、ほっとけなくてこのままでは事故に遭うと思い、行動してくれたことに感謝の気持ちでした。



ただ、Fさんのお宅には8匹のにゃんこさんたちがいます。
その中には尿路結石で手術したばかりの子もいたので、子猫ちゃんたちのお世話もあり、予定外のこの子に構ってあげられないのが辛いんですと言われました。



子猫ちゃんたちは、回虫が出たので内服中で、まだまだ目やにもいっぱい出てるので目薬も継続中。ただ、食欲が出て来てくれたので少し安心することができました。

このグレーちゃんは空腹だったのか、とにかく食べる!!
ケージのドアを開けると、一目散に私の膝に乗ってきます。この子は人の温もりを知ってるんだと思ったら、私もMさんも切なくて…💧声がでなくて、軽い咳が出てるのが気にかかりました。

Mさんに抱かれてます。


ほんとは黒猫ちゃんたちの様子を見て、誰か預かれる人を探したほうがいいか等、相談をするつもりで訪問したのが、思いがけない展開となり、私もMさんも頭を抱えました。

Mさんはおうちに3匹いるのですが、どうしても同居のお父さんが反対していて揉めてました。

Fさんは、黒猫ちゃんたちはまだまだ投薬や目薬等あるのでこのまま私が見ますと言われるので、黒猫ちゃんたちよりは大きいグレーちゃんの預かりさんを探すことになりました。

まだ、検査も出来てない状況でしたので、先住猫ちゃんのいない知人がトライアル兼ねて預かってもいいと言ってくれたので、翌日移動となりました。


翌日、Mさんがグレーちゃんを自宅へと連れて来て、私の仕事終わりまで待ってました。
私が迎えに行き、一緒に預かりさんのところへ出発したとたん、、、
キャリーの中で大量の下痢うんち。
慌てて、車を停めて敷物を変えたり、お尻をキレイにしたり大騒動。
これはこのまま病院へ行った方がいいねと、預かりさんへ連絡して、近くまで来てたのでグレーちゃんを見てもらって、そのまま病院へ直行しました。
Fさんへも連絡を入れて、病院で合流することに。
診断は、消化不良の下痢で問題ないということでした。いきなりたくさんのご飯食べたんだもんね。お腹もびっくりしたねと話しかけました。


落ち着くまで環境を変えないほうがいいということで、Fさんが連れて帰ることになりました。
体調が良くなってから移動になりましたと、預かりさんへ伝えると、「やっぱり預かれません。ごめんなさい。」との返事。

は?
あんなに楽しみにしてくれてたのに何がどうなった?下痢したから?
Mさんと、どういうこと?預かりとは言えトライアルのはずだったよねって色々話し合いましたが、
私たちは体調も良くないのに人間の都合で預かりさんへ移動するために車におとなしく乗ってくれてたグレーちゃんのことがかわいそうでならなくて、、、もういいね、行かなくていいと思いました。
Fさんにもキャンセルになったことを伝えて、とりあえず体調が戻るまでお願いしました。




この出来事の翌日、私は名古屋でブロ友さんたちと会いました。
前夜このことがあって眠れなかったので…少しだけ話を聞いてもらったのです。
かわいいみんにゃの写真を見せて…。
みんなと会ったら言わずに居られませんでした笑い泣き

話したことにより、ずっと眠れなくて考えていたことに決心が着きました。
きっと自分の中では決めてたんだけど、覚悟するのに少し背中押してもらいたかったんです。
ありがとう。。。ハート





一週間後、うんちも形になってきて元気も出てきたと連絡があり、私は決心したことをMさんとFさんに話しました。



自分の身体のこともあり、うちの子は紅で最後と思っていました。そう思ってないと私の性格だとキャパを越えてしまう…。
なので、グレーちゃんをうちで預かって里親さんを探そうと決めました。



二人からほんとにいいの?と聞かれ、出来る人が出来ることをしよう、一部屋空いてるからそこにケージ組み立てれば大丈夫と。
問題はうちの子達…特にクロとあおです。
あおたん、紅のときは半年かかったもんなー。
また頑張らせないといけないのが辛いけど、グレーちゃんの幸せのために頑張ってもらおうお願い



そこで、病院でウイルス検査をすることになりました。



結果は陰性でした!(やったー)
ついでにワクチンも済ませてもらいました。
先生からワクチンしたばかりでの移動はオススメしないから一週間後にするようにと言われて、その間にケージ購入したり、迎える準備をしました❗


準備万端~!
って、あなたたち呑気にしてるけど、そこに誰か来ちゃうんですけどえー





グレーちゃん、我が家へやって来る準備が出来てあとは迎えるだけになりました照れ







ところが、黒猫ちゃんたちに次なる問題が…💧
保護したときから、毛が抜けてたのがどんどん進んでしまい、真菌と診断されたのですえーん
一番小さな女の子が一番重度でした。





Fさんも通院、投薬で大変になってきたので、急いでグレーちゃんの移動日を早めることにしました。










この事態を心配してくださってた、ごんすけさんがブロードラインとシャンプーを送ってくださり、シャンプーの仕方(にゃんずをホールドするときの指の使い方)を写真等で教えてくださいました。


うちの子達や私にまで色々送ってくださり、本当にごんすけさんの優しさに感謝しかありませんでした。。。
FさんやMさんも、ありがたいと心から感謝されてましたお願い



ごんすけさんが送ってくださったシャンプーでしっかりシャンプー出来て、みるみるうちに身体の外から中から、黒猫ちゃんたちも頑張ってくれました。

左は私で、右がFさんです。


ごんすけさんのおかげです乙女のトキメキ
本当にありがとうございましたm(__)m




Fさんがシャンプーの練習で抱っこしてます。








こうして、黒猫ちゃんたちの真菌治療がスタートしました。
回虫のほうは念のためあと一回投薬したら大丈夫とのことで、1回目のワクチンを接種しました。

そして、気になるウイルス検査もしました。

陰性です❗
男の子1、女の子2
よし!!あとは真菌さえ治したら
里親さん、探しをしなきゃーと思ってたところに思わぬ方からお話がありましたびっくり




そして、グレーちゃんにも思わぬところから手が上がり、我が家は家族会議となりました。




地域猫として見守ってもらってた子達にもお声がかかり、
残った4匹のうち、黒猫ちゃんたちのママを残し里親さんが決まりましたキラキラ
2匹はご近所の方、1匹は役所の方です。
皆さん、おうちに猫ちゃんがいらっしゃるので安心です。
本当にホッとしました。




残ったママ猫ちゃんは寒くなってきたので地域の方が一時的にですが預かってくださることになりました。





◇◇◇◇◇





このような状況は日本のあちこちで今も起きていると思います。
不妊手術の周知、適正飼育の指導、周りのサポートが必要なんだと強く感じました。
きっと何度も妊娠出産が繰り返されていたのだと思います。
不幸な命を生ませない、増やさない、これが大切なんだということをもっともっと知ってほしいと感じました。



今回は関わった行政の人たち、地域の方々、有志の方々が保護をする(もちろん全て自費です)ということに尽力してくださいました。



あともう少し。







そして、
黒猫ちゃんたちの譲渡の日までカウントダウンです✨
















また、長々とすみません🙏
もう少し続きます。


最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(__)m