いつもご訪問くださり、ありがとうございます🙇



皆様のところへご訪問が遅れております。
不義理ばかりで申し訳ありませんm(__)m


今回より数回に分けて、身近で起きた所謂ゴミ屋敷、多頭崩壊から救い出された子達のお話をさせていただきたいと思います。


ゴミの中の子達の写真は掲載しておりませんが、救えなかった子も写真に写っております。
また、玄関先で給餌してるところは掲載しています。ゴミが少し写っています。
内容、写真を不快に思われる方はここで閉じていただけたらと思います🙏


こういう現実に初めて向き合い、ボランティアさんたちのご苦労が身に沁みました…
頭の下がる思いです。

今回、このようなことが現実に起こるんだということに驚きと哀しみと…言い様のない感情が沸き起こりました。
できる人ができることをする。
みんながその思いだったと思います。





そして、いろんなご縁があり、やっとこの案件の一区切りがつくことになりました。

そのことについてご報告をさせていただきたいと思います🙇












9月の終わり、友人からLINEに動画が送られてきました。
そして、続けて次々と送られてくる写真。


それは、保護猫ボランティアさんたちのブログで拝見したことのある光景でした。



写真を見た瞬間、何事!?と連絡しました。



友人は社会福祉協議会である部署の責任者をしています。
ある山間部にお住まいのおじいさんのことで相談が入り、部署の人たちと向かったところ、家の中に成猫5匹子猫5匹いて、部屋はゴミ屋敷で糞尿といつのかわからない巻き散らかされたキャットフード、猫ちゃんたちは皆いつからご飯がもらえてなかったのか、ガリガリで子猫ちゃんたちは目やにで目が塞がり、毛も抜けてる状態でした。

おじいさんはおばあさんと住んでたそうですが認知症のおじいさんを残し、夏におばあさんが他界されてからこの状態となったのであろうということでした。
身内という身内もいないため、認知症のおじいさんは施設入居の手続きとなったそうです。


ですが、ここで問題は猫ちゃんたちのこと。
友人は行政としてはこれには関われない。
関わるなら保健所へ連絡となってしまう。
でも、そんなことはできない、個人的にはなんとかしてあげたい。
そんな思いで、外部の私へLINEをしてきたのでした。


もちろん、私も知識もなければ力もない。
でも、きっと友人は背中を押す誰かが、一人ではなく二人、三人と力を合わせたらなんとかならないだろうかの思いだったと思います。

私はすぐに、なんとかしようと伝えました。
みんなで力を合わせたら出来るかもしれん。
見て見ぬふりをしたらきっと後悔すると思いました。


実は友人は、覚えてらっしゃる方がおられるかなと思いますが、あの奇跡の生還のみどりちゃんのお母さんです。
あのとき、みどりちゃんは骨盤骨折してたので大きな手術を乗り越えて毎日元気に過ごしてます。



友人を含め、部署の方々はみんな猫好きの集まり。皆さんおうちに猫ちゃんがいる方ばかりでした。
だから、ほっとけなくて、仕事が終わってから交代で猫ちゃんたちへご飯をあげに行ったり、子猫たちに目薬をさしたり、お世話に通われました。
出入り自由な環境で(古いおうちで隙間だらけ)、しかもおうちの中は寝る場所もない状況。みんなで布団を出して寝る場所を作ったり、ほんとに大変だったことと思います。
毎回、みんないるかと数の確認もしていたそうです。



おじいさんが施設へ入居とならないと動くことができなかったのです。
いろんな手続きに時間がかかります。
その間もハラハラしてしまいます。
猫ちゃんたちはどうしてるのかと気にかかります。



そうしてるうちに、やっとおじいさんが施設入居となりました。そして、保護の承諾も取れました。(承諾というか、このことを伝えてもおじいさんは、そりゃあ、ありがてぇ~だったそうです…でも、こうなれば拒まれるより全然いい!)

GOサインです!


友人たちは地域の人たちへ猫ちゃんたちのことをお願いして回りました。
自分たちは毎日来れないからご飯をあげて見守ってほしいと…
地域の人たちは、おじいさんのことを心配していたらしく、人懐こい猫ちゃんたちのことも案じていたそうです。

そこで、地域の方々が手術もして地域猫として見守ってくれることになりました!
みんな一先ずホッとしました。
友人とご飯はみんなでできるだけ届けようと話しました。
手術の費用もカンパでなんとか集めていこうねと。

でも、子猫たちのことは通院が必要になるのでどうするかとなり、療養期間は友人の同僚さんが看病しますと仰ってくれました。
それですぐに子猫ちゃんたちを連れて帰ろうと迎えにいくと、、、
5匹のうちの2匹が……救えませんでした。
昨日まで元気にしてたのに。。。
もっと早く動けてたら、、、
その連絡をもらって涙が止まりませんでした。


でも、友人が
「立ち止まるわけにはいかんけん、助かった子達だけでも幸せにしよう。」
もっともっと悲惨な状況をたくさん見てきたと友人は言います。
だから、今いる子達のことを考えていこうと。




救えなかった子達にはごめんなさいと写真を見ながら言うことしかできなくて、今でも写真を見るのは辛くて涙が溢れます。。。
でも、友人の言うとおり残った子達を兄妹の分まで幸せにしないといけないんだと思いました。



そして、まだまだ安心はできません。
成猫の中にも、子猫たちの中にも、重篤な子達がいます。
なんとか命を繋ごうと…
でも、血尿が続いていた1匹の高齢の猫さんが虹の橋を渡りました。
私は最後の通院に付き添ったので会いました。
まだまだ頑張ってくれると信じてたのに。
シャムっぽいかわいい子でした。

地域の方がおうちに入れてくれてたので、
お外でひとりで旅立たなくて良かった。
それだけが救いです。



三匹の子猫たちはみんな持ち直しました。
一番小さくて弱々しかった子猫も頑張りました。
同僚さんが献身的な看病をしてくださり、塞がっていたお目目がうっすら開くまでになりました。


子猫たちも落ち着いてきたということで、友人と一緒に地域猫となった子達や子猫たちのフード等を車に積み込み、これからの相談も兼ねて同僚さんのお宅にお邪魔しました。



そこで、また驚くことが…あったのです。













長くなってきたので、ここまでで次回へ続きます🙇











最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(__)m