いい表現ができるようなベーシストになるために、プレシジョンベースを弾いてほしい理由。
プレシジョンベースを、たくさんの演奏の仕方をして、様々なシュチュエーションで演奏できますか?
自信を持っている方は、この先は読まなくても大丈夫だと思います〜。
プレシジョンベースは、一番最初に作られた、ウッドベース(コントラバス)の代わりにエレクトリックに移行していく1950年代に誕生しました。
ベース本来の音の基準になっているのが、ウッドベースの音です。
ウッドベースから出る音は、1音で音楽を包み込み、すべてを調和させ、音楽の基礎を作る意味で、すべてを兼ね備えた素晴らしい楽器だと思っています。
ただ新しい音楽を作る上で、エレキギターをアンプで歪ませた時点から、ウッドベースはボリュームに耐えれず、ハウリングを起こし、本来の音を出しずらくなってきました。
現在、ウッドベースの特徴を最小限の手を加えて再現しているのが、エレクトリックウッドベース(エレウッド)とプレシジョンベースです。
トータル的にはエレウッドの方が、よりウッドベースに近いですね。
形、スケースサイズ、フレットレスであることなど、エレクトリックでウッドベースを再現させるように作られているしね。
ウッドベースがつかいずらいことのほかの理由は、運搬と操作性と、ピッチコントロール。
エレベ弾き全ベーシストにウッドベースを、しっかり鳴らし音を出せるようになってほしいといつも思う。
ピッチコントロールするための両手の角度や触り方など、自分で楽器をコントロールしないとちゃんと表現できない項目がいっぱい詰まっている。
この項目に、ベース演奏での基礎表現能力が入っている。
なんでこんな話をしようと思ったかというと、現在本当に素晴らしい楽器がたくさんできてました。
あまりに良すぎて、なんとなく弾いてもなんとなく人からいい楽器だねと言われるだけで、そこでとまってしまいます。
なんとなく上級者感がだしやすくなり、1流のミュージシャンへそのままではなれない決定的なマインドの違いがあるからです。
足りないものにはいろんな要素、原因はありますが、個人個人ありますが、ほとんどの人に足りていないのが、楽器をちゃんとならせていないんです。
ムズかしい、難易度が高い、おしゃれなフレーズを弾けても、ちゃんと楽器を鳴らせていないと、そこそこいいね〜のミュージシャンで終わっていきます。
せっかくなら、初めから1流と同じ条件に満たせるように考えて、練習していれば、どんどんそちらに向かっていきます。
今日は、エレベでもできる基礎表現力向上の習得のために、皆様に質問をさせていただきたいと思います。
質問1.左手の各指はしっかり広げ、フレットの真後ろに4本とも綺麗におけている自信はありますか?
質問2.その指を1本だけ動かして、押さえなおしただけ(右手は弾かない)音を鳴らせる自信はありますか?
質問3.右でピッキングせず、左手のフィンガリングだけで、音を鳴らしながら、リズムキープできている自身はありますか?
質問4.ハンマリング、プリングオフ、スライドを使い分けれてる自信はありますか?
質問5.スライドのアップダウンで音をならせてる自信ありますか?
質問6.スライドだけでリズム遊びできる自信ありますか?
質問7.ご自身のピッキングで、その楽器が悲鳴あげるマックスのピッキングで、1曲弾きつづけた経験はありますか?
質問8.ピック、フィンガー、サムピング、スラップで同じ楽曲を弾ける自信ありますか?
質問9.質問8で質問7のような弾き方をした経験ありますか?
質問10.ご自身の憧れのベーシストが、皆さんが効いている編集して出来上がった音を作るために、実際どのように楽器を鳴らしているか考え, 研究したことがありますか?
質問11.各楽器の本来の音の 密度(倍音)が出せ合うのが前提で、いろんな楽曲、どんなジャンルの曲でも、高い次元の良質な音楽、アンサンブルができ、たくさんの人を幸せにできるとか考えたことありますか?
質問12.リズム感がいいと自信ありますか?
質問13.リズムにはポケットがあるって聞いたことあり、自分の中で取り入れて演奏できていますか?
質問14.グルーヴってよく聞くと思いますが、あなたにとってどういう意味でしょう?
質問15.演奏中に周りの音、そして自分の音を聞きながら演奏できてる自信ありますか?
質問16.自分の演奏が果たして、これでよく、周りを幸せにできているのかなって考えたことありますか?
質問17.自分の大好きな1曲を、まったく同じレコーディング、メンバー、機材環境下が同じであれば、フレーズが全く同じじゃなくても同じクオリティの音、演奏内容ができる自信ありますか?
質問18.憧れのミュージシャンが何を考えているか、どんなバックボーンがあるからこの演奏ができるのか、深く考え、想像し、そのひとを深く調査したことありますか?
質問19.たくさんのジャンルの音楽を研究したことありますか?
質問20.ベース以外の楽器を研究したことがありますか?
質問21.1曲集中して、その曲全体を研究したことありますか?
質問22.フレーズを理論的、空間的、質感的、俯瞰(ふかん)的に分析できている自信ありますか?
質問23.先人の経験、研究してきたこと、残してきてくれたことに耳を傾けていますか?そういうことをちゃんと直に話をしてもらった経験ありますか?
質問24.1流のミュージシャンの演奏の生音を聞いたことがありますか?
まだまだ質問したいことありますが、質問もいろいろ前後してしまっていましたが、いかがでしょうか、ご自身の心に是非質問してみてください。
エレクトリックベースでご自身を知るときに、打ってつけの楽器が、プレシジョンベースです。
以降作られてきた新しい楽器は、プレシジョンベースより簡単にその音が出せる楽器なので、自分自身の能力が低くてもそれなりに音が出てくれます。
だから、この音って思う音だけはすぐ出せますが、その楽器でいろんな表現をしようとなると、無骨なプレベに戻ってみて弾いてみてほしいです。
良すぎる楽器はコントロールしようとは思わないでも、そこそこ綺麗な音が出やすいのが、時にミュージシャンにやさしすぎてしまいます。
タイプの違う楽器をたくさん所有してああでもない、こうでもないというほうに走ってしまったり。
でもコントロールできていないので、どれもいい結果に繋がりません。
自分がコントロールしようとしないから、本末転倒です。
1流のベーシストが、テレビやYOUTUBEなんかでは、最新のベースなんか弾いているのをよく見ますが、実際レコーディングでは、フェンダーのプレベ、ジャズベ、ミュージックマン、ギブソンなどのあまり加工されていない原点の、素の音を巧みにコントロールして演奏し、それを加工し、音をさらにマッチングさせて音楽を作ります。
たとえば、キーボーディストが生のオルガンや、アナログシンセを知らないで、音源ソフトで弾くと、楽器本来の出し方、特徴を知らないので、ちゃんと使えない方がいっぱいいます。
ヒットソング、シングルカットされるような曲を弾いている一流ミュージシャンは、原点の楽器をコントロールできた上で、新しい楽器も使う。
その楽器のポテンシャルを最大限にいかし、そこにいろんなフレーズを巧みに、オシャレに、楽曲にいれれている。
だから、たくさんの人、たくさんの音楽好き、業界人からも共感をいただいて、高い次元でのお仕事が成立していっています。
ここまで読んでくれた方たちや、僕の生徒さんたち、音楽を大好きなみんなが、たくさんの人から支持してもらえるこのような素晴らしい1流のミュージシャンに1日でも早く近ずくようなマインドで、到達し、活躍してほしいです。
ぼく自身、自分が設定しているところには、まだまだ志半ばなので、ぼくが思う「ベース道」を極めるべく、精進していきますよ。
ぼくがプロミュージシャンとして扱われだした頃、一緒にバンドをやっていた、ぼくにたくさんの音楽を挑戦させてくれた女性ボーカル(高校英語教師)から、しみじみとぼくにいってくれた、いまでもわすれられない2言があります。
その2年前、25歳で師匠に出会いました。
「好きこそものの上手なれ」
「努力に勝る天才なし」
ぼくは、本当にへたっぴで、無知でしたから、1流を知る師匠に、鼻っ柱おってもらって、1から考え方、どうあるべきかを教えていってもらいました。
いまでは、いっしょに音楽作ったり、いっしょにお仕事したりしていますが、いまでもたくさんのことを教えてもらっています。
もう20年経ちましたね。
最初に師匠のところに行きだした時の師匠の年になってしまいました。
ぼくが恵まれているなと思うのは、「素晴らしい師匠、先輩、仲間」に巡り合ったからです。
音楽を仕事にできていけてるのは、この人たちからいただき、いまも身につけていっていると思う。
ほんと感謝しかないです。
最後にみなさまへお礼とメッセージ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
*絶対に、自分自身で自分に限界地をつくらない。
*なりたい自分の設定値はどこまでも高く。
*なりたい自分は、ひとのためになることであること。
*どんな仕事であれ、自分が本物になるよう磨きたいと願い、習得、社会貢献したいなら、1日でも早く自分を超えてほしいと心から思っている、ちゃんと人生をおしえてくれる師匠を見つけること。 そこで出会う茨の道を信じて進んで努力することが、到達に向かう唯一の道。
*感謝の気持ち
小林kobaken賢一