今回お世話になった病院は、
子供専門病院の中にある口腔外科。
だから、病棟は子どもたちの
かわいい声が響く。
整形病棟に入れてもらっているので、
怪我、骨折等の元気いっぱいの
子どもから、車椅子の子ども、
重度の障害をもつ子ども
いろんな症状の子どもたちが
入院している。
病院の敷地内には小中学校、
病院内に院内学校。
いろんな形で、子どもたちが教育を
受けられるようになっている。
今朝、私がコロナ検査待ちの時、
病棟からランドセルを
背負って歩く小学生、
スポーツバッグを持つ
中学生たちの集団登校姿を目にした。
半分進んだかな？という場所で、
一人の子どもが道に倒れ込んだ。
どうも意識がなく、声がけに返事がない
中学生と思われる数人が残り先生を呼び、他の子供たちは、学校へ向かう。
教師、看護師さんが、駆けつけると、
倒れた子のそばにいた中学生たちも学校へ向かいました。
あわてて、ドキドキしていたのは、
見ているだけの何もできない私だけ。
先生たちは、タンカをもって、
すばやく倒れた子どもを病院内へ運んで行きました。
子どもたちにとっては、
よくある光景なのかもしれない。
親から離れ、家族、兄弟から離れ
病院で過ごす子どもたち。
どうかどうか、
この子どもたちが、早く
笑顔で家族のもとに帰れますように。
ちっぽけな私は、
ただ、ただ、そう思い
祈るしかできない。
