麻雀の鉄人 | こばごうのコレ切ってアレ食って

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小林剛による天鳳名人戦自戦記など

7/19に「麻雀の鉄人」に出場してきました。

メンツは

中田 功 将棋棋士 七段

小林 剛

多井 隆晴

石橋 伸洋


全員の個性や読みが随所に出てかなり面白かったのだが、

特に印象に残った局面。


トップを取れば優勝という最終戦、私の手牌。

とりあえず東をポンしたものの、ドラ發が浮いていて

あまりやる気のない手牌。


一萬二萬二萬二筒三筒四筒六索六索六索發
東横東東 ツモ東 ドラ發

一番の積極策は東の加カン。

そこまでやる気がないなら東切り。

しかし私が切ったのは一萬だった。


場を見るとマンズも安全そうだったのだが、ほぼアガれないと

見ていたのでその一萬すら残さずに最も安全策を採ったのだ。


そして二萬をポンして東切り。


これを見た石橋。

私のやる気のなさからドラ發がトイツではないと読み、なんと

ノーテンからドラを切ってきたのだ。

そして中田さんにポンされると思ったとのこと。


実際に、中田さんはドラトイツのイーシャンテン、多井は

タンヤオのイーシャンテンだった。


それにしても、大事な最終戦で自分の読みを信じて生牌のドラを

切れるとは、石橋の読みと自信には驚かされる。

それゆえに、まったくアガれる気がしなかった私がアガれてしまうとは

不思議なものである。


対局の結果は、オーラスまで私がリードしていたものの、

中田七段が大捲りで優勝。

どんなときもフォームが一定で、手牌の情報が全く分からない

かなりの実力者でした。

あたかも、落ち着かない若者3人が先生に挑んだかのような

感じだったなあ。。


タイムシフト視聴は7/27(日)24時まで。

他にも見どころ満載なのでゼヒ見てくださいね!


http://live.nicovideo.jp/watch/lv185403626