こんにちは。気づけば久しぶりの投稿に…
ネタ切れじゃないんです。本業の方で手を動かしたりしていると、どうも滞ってしまいまして…

さて、見出し写真が今回のテーマです。

どうです?青いですよね。

これが、レタッチしすぎ、とか言われる写真です。

でも、これ、僕的には成功なんです。


では、写真を加工していくうえでの心構えと言うか、僕の思いを書いていきます。


みなさん、記録色と記憶色って聞いたことありますか?
ざくっと言うと、記録色というのは正確な色、記憶色というのは、記憶に残っている色、ということです。

例えば、この時期だとソメイヨシノ。あれは、白いですよね?
だから、写真としては白が正解なのでしょう。でも、みなさん、桜の絵を描くとき、何色を塗りますか?
はい。ピンクですよね。

この差が、記録と記憶の差なのです。

これってどちらが正しいとかってありますかね?
やっぱり、その時の正確な色?いやいや、その時の感動した色?

これは議論になってしまいますよね。

ちなみに、NIKONは記録色、CANONは記憶色としてのマシン作りになっていると言われることもあります。


さて、僕のスタンスは…

「どっちも残しておく!!(うわ〜優柔不断)」

です。


基本的に、記憶色のものをアルバムなどに入れつつ、記録色もデータで持っておきます。
つまり、RAWで撮って、2パターン以上は作る、ということですね。


なんでそんな面倒なことをしているかというと、基本的には過去の写真を見るとき、記憶色で良いと思っています。だって、その時感じた感動とか、その時のイメージはそれだから。

でも、たまに記録色も見たいなと思います。あのときの花ってなんだっけ、とか、うちの壁紙の色どんなだっけ、とか、正確な色を思い出したいときもあるからです。
あと、植物は記憶色でいいと思いますが、動物は記録色で見たいという気持ちもあります。


僕が記憶色メインでいいと思っているのは、正確な色を求めたい瞬間のほうが少ないと思っているからです。


で、見出し写真の話に戻ります。


記録色はこちら。


記憶色はこちら


で、ここからが大事なこと。

これ、何の写真だと思います?


僕が娘の5歳のお誕生日に、お祝いで飲もうと思っていたワイン(398円笑)です。

安物ですが、結構楽しみにしてたんです…

自転車を降りたらリュックから飛び出してしまい…


このときの僕の気持ち、超ブルー。暗い気持ち。


だから


はい。これが僕の正解です…

単に青くしなかったのも、僕の気持ちの色だから。


ちっくしょー!!


このあと、同じワインをスーパーに買いに行きましたとさ。おしまい。


via 出張撮影
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