父と暮らせば | コバニャシのひとGUCCIメモ~中村真知子ブログにゃ

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名前はコバニャシ。猫にゃ。生まれた時、雄雌わからず適当にコバヤシって名前つけられたの。でも飼い主は小林さんじゃなく、世の小林さんもいいメイワクよ。飼い主はただのカプチーノ好きの女。ぷっ。なんだか女優とかいうことやってるらしいわ。わたしのが女優っぽいけどね。

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どうも。
コバニャシでつ。

梅雨の晴れ間に
またうだるような暑さの
夏が来るにゃ~
と空を眺めながら
これを書くにゃ。


こないだの土日。
久々に真知子がおもしろだったワ( '∇^*)^☆

まずは…
ブッチィ岩渕くんと
安保くんお勧めの
こまつ座公演
「父と暮らせば」
を見に行ったの。

男にフラれた女みたいに
パンパンに泣き腫らした目でどんより帰ってきて。

「…えぐっえぐっ…
広島のピカのお話だったの。
二人芝居だったの。
心と心のキャッチボールなの。
…あたっ…あだじ、ファザコンだし、
父ちゃんが、父ちゃんがぁ~~~えぐぐっ」

大粒の涙を洪水のようにびしゃぁ~。
ついでに鼻水もびしゃぁ~。

き、きたない。
女優のくせに。

「アタシ今までいろんなお芝居見てきたけど。
数年ぶりに…
本当に久しぶりに
本物の喝采…ってヤツを
聞いてしまった…」

ここまで言い切って
ヤツは黙りよったわ。
つっついても
ひっかいても
空を見つめたまま
放心してた…


どうやら。

良いお席で見ることができて。
観劇しているお客様の
涙の音や、胸が詰まる音を
たくさんたくさん肌で感じて。
もちろん真知子も泣きじゃくって。
ラスト数分は涙で目の前見えなくなりながら。

幕が降りて。
われんばかりの拍手。
カーテンコールの幕があいて。
お客様全員の気持ちが一つになって。
待ってました…の拍手喝采………
だったんだって。

「本物の喝采…
…本物の喝采
…ホンモノの…」

ひとかき、ふたかきしてももう気づかないから、
あとは放っておいたワ。