■金曜日
憧れの街、たまプラに上京。道の端を俯いて歩き、
地元の方々に邪魔にならないように。
居酒屋W。右隣はドクターたち、左は長年の飲み仲間たち。
愉快に飲める金曜日、到来。お疲れ様、俺。
鰤カツお初。ブリをカツにするとは、その発想に脱毛。
ポン酢おろしで、すっきり、サクサク。
高利益率メニューのトップ３だと店主が豪語。
店主がとある客が最近顔を見せないが、
kovaサン動静知ってます？と聴くので、
「え？俺に？あなたの方がよっぽど近いじゃない」とツレナ〜ク返答。
右のドクターはもっと意地が悪く「他の店に行ってるんじゃない？」
と名医なりの診断。どっちにしても店主が一番付き合い長いじゃない、
と周囲の意見がまとまり、この話題はすぐに議事録から消す。
奥地から意を決して小旅行で来ているだけに、短い夜に次へ移動宣言。
左隣さんたちを誘うと「ちょっと明日がアレで」と、お別れすることに。
次の店では「居酒屋Wから？」「誰が居たの？」と背中で聴かれるので、
「皆さんが居たこと、俺は言わないから」と安心させてタクシーへ。
バーTKへ。
「居酒屋Wから？どう混んでた？」
と背中で聴かれ、「医者とゴルフ帰りのオッサンたち」
と、具体的なようでぼやけた回答をする。
「あ、◎チャン♀、居なかった？」
とオシボリを受け取りながら聴かれ「居ませんでした」
とAIのような自動応答。
マスターとゆっくり、山登りやソウル談義。
続々とご常連が集まり、カップルも漂流、賑やかになる。
日本酒飲んで酔っ払い、単身、帰宅。
■土曜日
ダンスのレッスンが休講のため、ゆっくり過ごす。
ジムのエアロビクスも休んで、ぐったり、静養。珍しい。
運動がてらチャリに乗り、前週ケガした膝の確認。
かつて住んでいた麻生区の端に、自宅でやっているレストラン発見。
静かな庭園を前に、しばらく、息を整える。
が、突然、家屋からギャァァァ、ソウナノォォォ？？？？
と、耳をつんざくようなマダムたちの叫び声。
暴走族かと思うときもあるが、でも、女は、かわいいもんだ。
格安庶民派蕎麦屋へ。
お刺身から小料理から日本酒へ、という値上げ戦略先行の蕎麦屋は、
先ず、いかない。
雰囲気と上流ぶっているだけで、
無価値なミーハーの吐く空気はできるだけ吸いたくない。
ビールのオツマミは、これで。
ラーメン+ミニかつ丼が盆に盛られて、やってくるが、
このワカメは？と思ったら、酢漬けにしたツマミ。面白い。
正直、ここも誰にも教えたくな麻生区百合ヶ丘の名店。
ミーハー、上流気取りのザーマス族は、来ない。いい空気。
灘、開成より、優秀で人間教育に重心を置く桐蔭学園の野球場。
スポーツを！遊びを！友達作りを！
参考書は、人生の糧には結局、ならないから。
知識だけの人間になるな。
知恵ある人物に、なれ。
近所の桜もぽつぽつと開き始めた。いい季節だ。
すすき野団地の肉屋で焼鳥を引き取り、自宅で晩酌。
■日曜日
実家近所の蕎麦屋がこの日で閉店。
昭和41年からの歴史に幕を閉じる。
娘が幼少時から好んだ味で、
どうしても閉店までに行きたい、と言うので、
この日、来訪。
バダイにも無い、いい雰囲気の蕎麦屋。
開店前に行き、一番いい席をゲット。
夕方にズンバがあるので、ノンアルビールで。
小学校の後輩Kが挨拶に来てくれる。また、どこかで会おう。
実家で父の研究資料を整理し、ジムでドロップ。
古参メンバーも皆にこやかで、楽しいアリーナ。
大いに、盛り上げる。
マリーンのマッサージでしっかり下半身を揉んでもらう。
桜を眺めながら、この日はクラフトビールに寄り道せずに、帰宅。
以降、自宅で夕飯、女子ゴルフの録画を観て、早々に休む。
さぁ、今週もあと2日！皆さん、仕事がんばりましょう！