珍しく海外出張に行くことになった。
コロナ時代、そして今、
完全にリモートで仕事が済み、事業売上が減るわけでもなし、
海外にわざわざ行くことも無くなった。
外資系ということもあり、超人気の日本には、
本社、また、アジア圏から上司などが頻繁にやってくる。
「リモートでいいではないか」
と言いたいところだが、もう昔のようにカドも無くなった私は、
にこやかに容認している。
が、今回は事情が違った。
特定の顧客を担当するセールスが、国内有数の某企業Pの役員に、
アジアの開発拠点のひとつを見学させ、
先進的な技術を理解してもらい、今後の追加商談のきっかけ、
にしようとしていた。
が、そのPの役員が面倒なオファをして来た。
正直、図々しいというのが、私の冷徹な判断だ。
セールスに「現地でゴルフもしたいですね、空き時間あったらアレンジできますか」
とメールしてきたと言う。
が、この日本法人でゴルフをやるのは、若手のセールス、若手の私の部下、ふたりに限られた。
部下ちゃんは、お子さんもまだ幼くすぐに察知して辞退宣言していた。
お鉢が回って来たのが、この私だった。
確かに、世界的企業でもあるPの役員だから、ま、前職の顧客企業でもあったし、
年齢が私よりひとつ上、というから、私の出馬は自然の成り行きでもあった。
マレーシアの屋台で食べたミー(ラーメン的な代表的なB級メシ)とほぼ同じ麺が、
業務用スーパーで帰国後購入できた。焼きそばソースで炒めて、
マルちゃんの例の焼きそばと、ペヤングの中間の味、さすがは、自分作。
もう若くはない。そしてカドも取れて突っ張った素行も丸くなった。
私のゴルフの師匠がそのアジアの国に移住しており、LINEで連絡を取った。
「え、、、、、、あのP社の役員とラウンドするの?
じゃ、現地価格で予約してあげるよ。王室御用達のところなら、我が家から20分。」
「謝謝。で、予約だけでなく、一緒にやりましょう。」
「ボクが一緒に?面倒な性格だから、迷惑にならないかな」
「(笑)それは承知しております(笑)。Pはご存知門真に本社あり、その方、コテコテの関西人。
師匠も関西人。うまくお付き合い頂けると、東京人の私としては楽なんです!」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231018/06/kobacabana/2b/7d/j/o0607108015352387995.jpg?caw=800)
前夜のしゃぶしゃぶ、、、(手料理とは認めない。主婦の手抜き作業、という評価)の
残り汁、野菜で昼はそこにコチュジャン、一味唐辛子他でチゲに。これを手料理と呼ぶ。
明日は日曜日。
20時半過ぎの。たまプ駅王様ターミナルからバスで羽田に向かう。
その前に、居酒屋Wでも顔を出して、仲間の顔でも眺めてから出国しようと目論む。
リモート飯。昼もこうしてクリエイティブに過ごしている。
頭の体操にもなり、癒しにもなる。テレワークの方はぜひ、自作料理で自画自賛しよう!