地獄耳の週末ライフ 4/21-23 | kobacabana 3.0

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音楽、食、酒、街、男と女・・・・
日々に感じる雑感を
懸命にまとめています。

▪金曜日
 
個人事務所での缶詰仕事を終えて、静かに早々に休む花金。
 
▪土曜日
 
洗濯器を回し、朝食も済ます。
 
 
 
待望の美マダムてんこ盛りサタデー・モーニング。
 
娘の外出の駅までの送迎に相乗りしたため、
 
いつもより早くスタジオ近くで降車。
 
公園で珈琲を飲める余裕。これも、なかなか、いい。
 
 
 

 
 
黒帯マダムたちと今月の作品を完成させ、達成感に満ちる昼。
 
焼肉屋安安にて、黙食ひとりランチ。値上げしたようで、驚く。
 
 
 
 
 
 
 
店員さんによると、キャベツのお替り自由はなくなり、ご飯はいっくらでもお替りしていいとのこと。
私は、三分の一程度しか食べないが、一人前を運んでもらう。
 
 
 
七輪の上でキャベツと肉を炙り燻し炒めていく。
 
 
 
 
牛バラ焼肉丼の完成。実に、美味い。
 
 




タレもぶっかけちゃえ!
 
 
もう一回作る。ご飯は半分も食べない。以後、踊れなくなるから。
 
 
サルセーションへ。あちこちから声をかけられ、スタジオでも世間話パーティ。
 
 
その後、コンサルタントのTさんが愛車ポルシェでお迎えにきてくれて、
 
ジムの前から、実家へ。
 
写真家でもある彼は建築学部のセンセらとも仲が良く、
今後の実家や父の遺した研究について、助言を貰う。
 
 
16時 実家から青葉台へ送ってもらって、レコード酒場へ。
 
 
 
 
 
お店の常連の女性がお店のひとみたいにカウンター内に居り、
演じているのか、それとも完全になり切っているのか、それとも、
もうお店のひとになっているのか、判別できないが、
 
男同士で、ウシシシと盛り上がる。
 
 
 
この日は実は父の21thの命日当日。
家族に墓掃除をさせている間に、私はダンス、ジム、と、
父の件で実家へ、という分業。
 
娘から「ホルモンが食べたい」と連絡が入る。
 
昼にソロ焼肉だったのに、夜も、七輪か、、、とも思ったが、
了承する。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いくどんへ。青葉台地区でも有数の富裕層エリア、
松風台、桂台へ抜ける道沿いに、この七輪の名店がある。
 
富裕層は皆、モーター付き自転車でその前を通り過ぎていく。
 
 
 
シロコロの質が上がったように思う。
進化を続ける、いくどん。店長から「随分とお久しぶりですね」
と言われ、「中華〇ンタンでは、遭ってますけどね」と余計なひとこと言って店を出る。
 
 
▪日曜日
 
 
洗濯器を回し、新聞を取りに行き、完璧な朝。
 
朝から仕事を開始、その横で、朝食の用意を。
 
 
 
火鍋の素、は、マッサージのマリーンからのお土産で手元にある。
 
冷蔵庫に、コンビーフとタマゴを炒めた残り物がある。
 
レンジには味噌汁の残りの鍋が、24時間、鎮座している。
 
冷蔵庫には生卵がひとつも、無い。
 
 
 
ならば、全部混ぜちゃえ、ということで、用意したのが、これ。
 
 
 
 
 
 
牛スジとジャガイモの超絶激辛クッパ
 
 
午前中はGW明けの取引先との会議の資料のチェック、
イベントでのオープニングのプレゼンのスピーチ内容、
題して「ビッグデータは顔面シャワーのように降り注ぐ時代」
は、絶対アウトなので、
「ChatGPTで書いたラブレターを、愛の告白と思えるのか」
も、きっとダメだし、
 
 
なーにに、しようかなぁ、と考えながら、
ピーター・フランプトンの近年のアルバムを聴く。
 
実はですね、この私、何年の時代の曲が一番好き?
と、(顔だけでなく心が)美しい女性に聴かれたら、
こっそり、教えるね。間違いなく。明確に。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
1979年。
 
 
 
家族が二子玉に買い物に出かけると言うので、家人に厳命する。
 
「(娘が)カレに逢いに出かけるんだから、手短に、解放してあげろ」
 
母親がいつまでも貼りついていては、娘の次なる幸せはやってこない。
 
 
私は、娘に、高校3年の頃から、こう伝授している。
 
 
「戦略的交配を多くの先人♀はしている。
 
が、大切なおまえだ。
 
安売りだけはするな。
 
東大出てて、世の中で使い物にならないのが、こと多い。
 
 
健康で
両親を大切にしていて
働き者で
 
長男でないなら
 
俺は、
 
幾らでも
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
婚前旅行を認めてやる」
 
 
 
 
 
ようやく静かになったリビングで自作のランチ。
青葉台だもの、パスタくらい食べないと、変に思われる。
 
 
 
 
 
 
朝作ったクッパのスープの残りを、カッペリーニに混ぜ込んで。
 
 
 
共産党風赤の田舎ッペリ-ニ
 
 
超美味い。キムチだろうが、なんだろうが、
結局何を混ぜても、デュラムセモリナ粉は、吸収してくれるニダ。
 
 
 
 
ジムへ。
 
3年前はとても冷たかったマダムが、珍しく声をかけてきた。
女が声をかけてくるときというのは、
 
困っているか
ネタ採りしたいか
 
 
である。
 
 
「平日すっかりお見掛けしないですけど、転職したんですか?」
「ええ、ま、そういうことですかな」
「年齢的な、、、、そういう、、、、、ことで?」
「年齢って?」
「・・・・だからその、、、、、、適齢期と、言うんですか。。。。。」
 
(こうして女をからかうのは、本当に楽しい。
そして女に棄てられるのは、本当に悲しい=フッったこと歴ゼロ男です)
 
 
クビになったとか、解雇された、とか、
戦力外になったとか、
そういうマイナス的な末路を聞きたがる阿呆が多いと聴く。
 
飲み屋でも、ひとを善く語るより、悪く言う方が、
阿呆な客がすり寄ってくる、と、
 
優れた店主が分析もしていた。
 
 
私は、その点、崇高な立場に居られる。
ひとを悪く言うことで、ひとが苦境に居ることを知ることで、
 
 
自分の立ち位置を確保しようとは、一度も考えなかった。
 
 
 
 
 
マリーンのマッサージに行き、腰、腿、脚をしっかり揉んでもらう。
 
夢のような一時間。1週間に一度の贅沢、である。
 
エクステやネイルやエステに行っても、顔は変わらない。
やはり、身体の内部を、改善したいものである。
 
 
 
 
 
いつものクラフトビール専門店で晩酌。
 
店長、♀バーテンダーが話しかけてくる。
 
 
 
「先日は、ごめんね、騒いだから。。。。。」
 
「いやいや〜たくさん飲んで頂いて、ありがとうございます!」
 
「笑い声が通販番組みたい、って陰口言ってなかった?トイレに行くとき聴こえたけど」
 
 
スタッフ3人が巧くひっかかって
 
 
ゲゲゲ〜ッ
 
 
と後退りした。
 
笑える。
 
 
 
 
 
 
 
 
夕飯もこれからだから、軽くね。
 
 
でも、オツマミは、何か頼まないとね。
 
 
 
 
 
 
近くの居酒屋Nに電話を入れると、21:30までの営業です、
といつもの丁寧な店主の声。予約。
 
 
娘がデートから青葉台に帰還、それに合わせて家人もやってきて、
 
居酒屋Nで夕食。
 
 
 
 
「俺は、基本、外食は嫌いだ。
 
おまえたちも、嫌ならイヤと、言え。そうしたら、家で食う。」
 
 
との方針演説の横で、歓声が上がっている。
 
このお店の鰺のタタキは、本当に、美味いのだ。
 
 
 
 
 
 
 
「モツ煮込み。俺は毎日でも食べたい品だ。
 
あの匂いはなんだ?屁か?なんだ?なのに、美味い。
 
香水に騙されないで生きてきて、良かったと思う。
 
女も男も、匂いより、中身で、決まるからな」
 
 
 
家族は全く聞いていない。
 
 
 
 
 
名作のコロッケ。
 
確かに、こんな美味しいのを出す居酒屋は、たまプラの居酒屋Wくらいか。
 
ちなみにWは、メニューから人気商品のコロッケを外した。
 
店主に理由を聞いてみよう。
 
 
 
 
「あ、コロッケすか?
 
冷凍なのにどの品よりも人気があって、
 
なんか料理人としてはやるせなくなって、出すのやめましヨ〜」
 
 
と、両手首をクロスして、✖、を演じていた。
 
 
 
 
 
時計を観たら、21:10、、、、、、、
 
大将にオニギリを頼み、仕上げた日曜日の夜。
 
 
 
 
 
 
寝床で、幻聴がした。
 
 
「コバがね、、、、、」
 
 
と後輩の声がした。
 
俺が居ないときにどこかで、呼び捨てか!!!!!
 
 
 
 
ザケンナ、、、、、、と呟いたかどうかも分からず、
 
 
翌朝3時の恒例のお小水まで、爆睡であった。