瞬間移動。 | kobacabana 3.0

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音楽、食、酒、街、男と女・・・・
日々に感じる雑感を
懸命にまとめています。

飲まずには居られナイト、到来。
 
神が、囁く。
 
「苦労して流した汗の分、
 
飲んで取り返したらいい」
 
 
ありがとう。神よ。
 
が、最近の神は、サラリーマン化している。
 
 
 
「ただし、コロナの危険性については私の契約外である」 
 
 
 

 
 
渋谷も様変わりしている。
 
東急も電鉄事業が伸び悩み、不動産会社になった。
 
コア事業が変わったわけである。
 
 
 
 
 
 
 
その昔、飲み屋から宮下公園を抜けて駅に向かうと、
 
夜になれば、恋人がチュッチュしているのを多数目撃できたが、
 
今は、こんなテナントビルになっている。
 
 
 
 
 
 
 
さて、一軒目だ。
 
急ごう。元気な飲兵衛たちの客足が集まって来る、その前に。
 
 
 
 
 
 
渋谷バーG。奥のカウンターにしてもらう、30年に渡る、一人飲みの定位置。
 
向こう上面にスピーカーある。よって、温かい音が一番正位置で楽しめる。
 
茹で落花生を剥きながら、手帳を取り出し、コロナ禍での日々を振り返り、
 
漏れがあれば、記載していく。
 
手がかりは、Google PhotoとAmazon Photo。
 
アプリ立ち上げ、画像から日々の生活ぶりを思い出すのである。
 
いちいち、便利な時代である。
 
 
 
 
 
 
 
さぁ、急ごう。二軒目に突入である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
バーB。親友Oさんが教えてくれた愛すべきバー。いつしかオーナ-Yさんと仲良くなった。
 
カウンターで世間話を楽しみ、音楽は、上質な洋楽のオン・パレード。
 
 
 
 
 
 
七時になるとグループのお客さんが二組。
 
では、退散。
 
忍者のように飲兵衛たちの雲が押し寄せる前に、
 
 
逃げる。
 
 
 
 
 
 
三軒目は自宅よりかなり手前のセレブシティ。
 
バーTK。平日、まだ20時前。
 
まだ常連たちも集っていない。
 
振り返るマスターがニヤリと掌を押し出しながら、いつもの挨拶。
 
ニュー・ボトルを入れつつ、常連たちの近況をマスターから伺う。
 
 
 
 
「◎が、ね、何とかなんないのかね」
 
「あ、△が今度誘ってって言ってたよ」
 
「◇の仕業???・・・怖いわぁ♫」
 
 
 
 
 
 
 

 

仲間に会いたい。でもガマン。マスターと酒と音があるのだから。

 

 

 

 

働き方も変わったひとも、居る。

 

一部、変わったひとも居るだろう。

 

私は、時代の少し先を行かせて頂く。

 

 

 

飲み方も、忍者のように。

 

 

 

瞬間移動を目指すのも、これからの時代の在り方だろう。