アフター・コロナ。その先の先を、歩み始めた。 | kobacabana 3.0

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音楽、食、酒、街、男と女・・・・
日々に感じる雑感を
懸命にまとめています。

さて、月曜日。
 
新しい一週間が始まった。
 
期間限定で借り受けた個人事務所生活も、
 
かれこれ、2ケ月になる。
 
会社関係者にもこの話が次第に広まっていて、
 
テレビ会議にログインして暫く世間話をするが、
 
そこで、こんな問いかけが投げかけられた。
 
 
 
 
 
 
 
「(このアクセスは)ご自宅じゃないんですって?(人事部)」
 
「親戚のボロい事務所を借り受けて、そこで。
うちの中古マンション、ネット環境もボロいので、仕事にならなくってね」
 
「自宅から通えるとこなんですか(人事部)」
 
「あぁ。クルマか、後は。。。。」
 
「バスとか?(人事部)」
 
「いや。公共交通機関は極力使わない。歩きだよ」
 
「・・・・・そうですか(人事部)」
 
 
大きな通りを左折し、ふるさと村方面へ。徒歩出勤、40分。お茶酌み新人が、自家用車で追いかけてくる。
 
 
 
 
 
 
 
何か、文句を付けたいのだろう。
 
会社は、在宅勤務を要請しているのに、
 
このkovaは、組織の規範に反して、
 
毎日外出していることになるからだ。
 
 
 
「何か、問題でも?」
 
「いや、別に。。。。。(人事部)。。。。。」
 
「なんだよ、会議前に。
言いたいことあるなら、言いなって。」
 
 
 
 
「いえ、そのパターン、一番いいですよね。
 
ボクも自宅だと気が楽かと最初は思っていたんですけど、
 
逆に息詰まっちゃって・・・・・」
 
 
 
「だろ?働き方改革なんて、もう死語だ。
 
俺の部門でテレワークを推奨して顧客に売り込んで来たのも、
 
もう10年も前からだ。
 
で、もう、俺はね、その先を行っているんだ。」
 
 
「ハァ、、、、、ナンスか」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「どこでもオフィス」
 
 
 
 
 
 
そろそろ、外出自粛要請も緩和されるだろう。
 
これで街にも人々がおおかた、戻って来る。
 
職場にも再集結し、電話会議で討議されてきた様々な事案が、
 
その進捗が、白日の下に晒される。
 
SL広場で赤ら顔のオッサンが、
 
テレ朝のカメラの前でVサインだろう。
 
スタバには
 
髪をたくしあげて気取っている女たちも戻って来る。
 
富士そばに、小諸そばに、ゆで太郎に、
 
間隔開け過ぎ、余計に長い列が出来ることだろう。
 
 
 
 
 
この三月、四月に断念した送別会、歓迎会、
 
追いコンから老いコンまで、宴会需要も垂直的に増加する。
 
集合写真では、
 
やけに都内勤務者や医療スタッフを避けるような歪な輪が出来て、
 
それを感じ取ったカメラ構える幹事が、
 
 
 
「もう!一塊になって、うつっちゃいなって!
 
 
 
ノー・モア・・・・・ハイ、コロナ!」
 
 
 
と、洒落にならなくても、笑い飛ばせる日も、近いだろう。
 
 
 

 
蕎麦Sのラーメン。蕎麦屋なのに、そこらへんのラーメン屋より美味い。私みたい(笑)
 
 
 
 
 
 
 
本当にご苦労だったのは、現場で働く全ての関係者、
 
テレワークなんて有り得ない現場を持っている全ての人々、
 
そして、そして、
 
 
 
 
専業主婦のひとたち、である。
 
普段居ないはずのひとがずっと居る。
 
手間もかかる。何も出来ない。使えねェ。ウザい。
 
咳払い聴くたけでナイフを握ったこともあるだろう。
 
珍しく尻を触ってくるので「あたしがオロゴンよ」と殴りたかっただろう。
 
もうすぐだ。
 
また平穏が戻り、平和な平日が帰ってくる。
 
多少限定的であっても、夫や家族は出かけてくれる。
 
本当に、ご苦労をおかけしたと思う。
 
皆さんの勝利は、近い。
 
今しばらくの辛抱を、お願いしたい。
 
 
 
 
その点、私は別格。
 
家事は完璧、終日家には居ない。
 
帰宅後料理もする、自分のもの、タオルなど共用のものは
 
洗濯も畳む、クローゼットに仕舞う。
 
書斎に消える。そこで、飲む。
 
そして何も言わず一人寝の寝室(母が要介護になった場合の予備部屋)
 
に消える。
 
そして、また翌朝、静かに起床、家族が揃うまでには、
 
家事もおおかた済んでいる。ゴミも出されている。
 
 
 
が、このブログの読者の主婦層は、
私のようなダンナさんが居たら、いいのに、とは思わない。
 
 
その理由は、わかっている。
 
 
が、それは、書かない。
 
 
野暮なだけだ(笑)
 
 
 
 
皆さんにお目にかかれる日を、ずっと楽しみにしておりました。
 
もし会えたら、おひとりおひとりに抱きつき、
 
喜びを表現させて頂きますので、
 
それがNGな場合は、早めに避けてください。
 
準備、心構えのほど、よろしくお願いいたします。
 
 
 
戯言はここまで。
 
この姿の見えないコロナが憎くて仕方ありません。
 
命を落とした方々、今も病床に伏して病魔と闘っている方々、
 
そして現場で懸命にサポートをしている方々、
 
 
給付金のWebサイトが稼働せず、
 
何と、感染者状況の集計をFAXでやっている有様を見たとき、
 
 
国会でコロナの審議中にワニの動画を観ているIT担当大臣には、
 
是非、真剣にこのアナログな惨憺たる状況にメスを入れるよう、
 
国民から指示を下したい。
 
 
ITは、こういう状況の時に、使うべきではないか。
 
 
 
ソーシャルメディアの動きを、学んだほうが、いい。
 
内閣も、ワニ大臣も、だ。
 
ほっかほっか亭の鯵フライ弁当。400円程。このお値段で、素晴らしいと思う。